食べ応えしっかり
水で戻すだけ、またはスープに加えるだけで簡単に食べられる「乾燥わかめ」。
野菜を切るのが面倒な時や、おかずや汁物がちょっと物足りない時にボリュームを出すのに便利ですよね。
常温で長期ストックできる乾物として優秀な乾燥わかめですが、そんな便利な食材だからこそ、もっと「おかずの具」として活用してみませんか？
今回は、しっかり食べ応えのある、簡単でヘルシーな乾燥わかめのアレンジおかずをご紹介します。
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わかめと卵の炒めもの
しっかりとしたわかめの歯ごたえとボリュームで、メインのおかずにもなる1品です。
材料（4人分）：
ゴマ油 大さじ3
乾燥わかめ 大さじ1
白炒りゴマ 大さじ1/2
卵 4個
塩 小さじ1/4
作り方：
① 乾燥わかめはたっぷりの水で戻し、水気を切る。
② ボウルに卵を溶き、塩小さじ1/4を加えて混ぜる。
③ フライパンにゴマ油大さじ1を入れて中火で熱し、わかめをあまり動かさないようにしながら炒める。
④ 2～3分ほどして、ぱちぱちと音がしてきたら白炒りゴマと塩少々を加えてざっと混ぜ、一度器に取る。
⑤ フライパンをキッチンペーパーで軽くふいてからゴマ油大さじ2を加え、強火で加熱する。
⑥ フライパンが温まったら溶き卵を加え、ゆっくりと混ぜながら加熱する。
⑦ 半熟に固まってきたらわかめをフライパンに戻し、全体を大きく混ぜる。
⑧ 卵に火が通ったら器に盛る。
わかめを最初に炒めるひと手間がおいしさのポイント
このレシピのポイントは、わかめの水分を飛ばすようにしっかりと炒めて風味を出すことです。
また、最後に混ぜすぎると見た目が悪くなるので、混ぜすぎないようにしてください。
わかめと豆腐のチョレギサラダ
淡白な味付けになりがちなワカメや豆腐を、ピリ辛のドレッシングでどっさり食べられるサラダに仕上げます。
材料（4人分）：
乾燥わかめ 大さじ2
豆腐（絹でも木綿でもOK） 1丁
サニーレタス 4～5枚
ミニトマト 8個
きゅうり 1本
長ネギ 1/4本
A：酢 小さじ2
A：白すりゴマ 小さじ1
A：しょうゆ 小さじ1
A：砂糖 小さじ1/4
A：オイスターソース 小さじ1/4
A：塩・コショウ 少々
ゴマ油 小さじ2
作り方：
① サニーレタスは食べやすい大きさにちぎる。
② きゅうりは縦半分にして、斜めにスライスする。
③ ミニトマトは半分に切り、長ネギは斜め薄切りにする。
④ 乾燥わかめはたっぷりの水で戻し、水気を切る。
⑤ ボウルにAをよく混ぜ合わせ、ゴマ油を少しずつ加えて更に混ぜる。
⑥ 食べる直前にAのドレッシングを半量とレタス類・キュウリ・ネギを加えてよく和える。
⑦ 器に盛り、わかめと手で粗くちぎった豆腐、ミニトマトをトッピングしてドレッシングの残りを全体にかける。
彩りに海藻サラダを使ってもOK
乾燥わかめだけでも美味しいチョレギサラダになりますが、写真のように「海藻サラダ」という商品を使うとより彩りが良くなります。
わかめとチーズのカリカリ焼き
コリコリしたわかめの食感と、焼いたチーズのカリカリ食感がたまらない！塩がきいているのでおつまみにもオススメです。
材料（2～3人分・約５〜6枚分）：
乾燥わかめ 大さじ1
ピザ用チーズ 約100g
粗びき黒コショウ （お好みで）少々
作り方：
① 乾燥わかめはたっぷりの水につけて戻し、ざるにあげ、更にキッチンペーパーで拭いて水気をしっかりと取る。
② テフロン加工のフライパンに油をひかずに、ピザ用チーズ（大さじ１）を直径4㎝くらいの円形に置く。
③ チーズの上にわかめを置き、更にわかめが隠れる程度のチーズを重ねて中火にかける。
④ 縁がカリッとして焼き色がついてきたらヘラなどで丸く形を整え、裏返す。
⑤ 同様に焼き色がつくまで焼く。
⑥ 器に盛り、お好みで粗びきコショウをかける。
できたても、冷めてもおいしい！
できたてならトロッと、少し冷めたらカリッとしたチーズの食感が楽しめます。
まとめ
今回は乾燥わかめでできるおかずレシピ3品をご紹介しました。
使いたい量だけ使える乾燥わかめ。比較的長期保存ができるため、普段の食事だけでなく非常時にも活躍します。
サラダはもちろん、他の2品も熱源さえあればパパっと作れるので、「何かもう1品あったらいいな」という時に活用してみてください。
＜執筆者プロフィル＞
露崎奈津子
料理講師・料理教室「なつやすみ」主宰。親子＆キッズ講座やお魚をさばく講座、マンツーマンレッスンなどの対面レッスンを開催するほか、オンラインでは、オーダーメイドの献立立案＆レシピ提供サービスも好評。
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