とっておきたくなる上級ポチ袋
「これが手作り?」と驚かれるような凝ったポチ袋の作り方を2種類紹介します。
小さなおもてなし のし付きポチ袋
のし付きで手作りには見えない高級感のあるポチ袋の折り方です。折り紙1枚でも作れますが、別に細長い折り紙を用意して帯を付けると、さらに見栄えが良くなります。
【ポイント】
・のし部分はバランスよく長さを整える
・裏面は上の角が下の角に入れる
手の込んだ鶴がポイントのポチ袋
市販のポチ袋ではなかなか見かけることのない、鶴が付いたポチ袋の折り方です。上部分を開くと、のしが見えるのもポイントです。立体的な鶴が印象的で、華やかな雰囲気のポチ袋を作れますよ。
【ポイント】
・ポチ袋本体の色にしたい面を表にして折り始める
・最初に付けた折り筋と重なるように折り進める
細かい作業の葉っぱ付きポチ袋
細かくて繊細な葉っぱが付いたポチ袋の折り方です。封筒のように上からお札が入れられるので、ポチ袋以外の使い方もできますね。
【ポイント】
・葉っぱ部分にしたい色を表にして折り始める
・葉っぱ部分の折り目が細かいので、ゆっくりと確認しながら折る
意外と知らないポチ袋の基礎知識とルール
ポチ袋は目上の人には渡さない
ポチ袋は原則として、目上の人が目下の人に渡すときに使うものです。そのため、目上の人にポチ袋にお金を入れて渡すのはマナー違反となります。目上の人にお金を渡すときは封筒を使いましょう。
ポチ袋に入れる金額には制限がある
ポチ袋の中に入れるお金は上限1万円です。関西弁でほんの僅かという意味がある「ぽちっと」や関東の「これっぽっち」という言葉が由来で、ポチ袋と呼ばれています。「ほんの僅か」や「少額の」という意味が込められています。1万円以上のお金を渡すときには、お札を折らないで入れられる祝儀袋や封筒を使ってください。
ポチ袋にお金を入れる方法
ポチ袋にお金を入れるときは、左・右の順に3つ折りにします。ポチ袋が小さくても、4つ折りは縁起の良くない数字なのでしないようにしましょう。複数枚のお札を入れるときは、重ねて折ってから入れます。
ポチ袋を開けた時にお札の肖像画が見えるように入れます。硬化の場合も表面が向くようにしましょう。
ポチ袋に封はしない
ポチ袋は、渡した相手がすぐに取り出せるように封をしません。特に小さい子供に渡すときは開けにくくなってしまうので、糊付けはしないようにしましょう。どうしても中身が出てしまいそうなときは小さいシールなどを使って軽く閉じるくらいにするといいでしょう。
配信: くらしマグネット