ケータリングのスペシャリスト・土屋杏理さんが教える“誰も大変じゃない”クリスマスのホームパーティ術

ケータリングのスペシャリスト・土屋杏理さんが教える“誰も大変じゃない”クリスマスのホームパーティ術

令和最初の冬を迎える今年は、新時代にふさわしいホリデーの過ごし方を楽しみませんか?クリスマスや年末年始に向けて女友達とホームパーティを計画しているけど、準備が大変と感じている人もいるのでは。そこで今回は、年間100件ものイベントやパーティにおしゃれな料理をケータリングしているCRAZY KITCHENの代表・土屋杏里さんに、おしゃれだけど大変じゃない、クリスマスパーティ術を教えてもらいます。忙しい毎日だからこそ、ちょっとした工夫でホームパーティを素敵に演出してみて。

持ち寄りメニューがこんなに素敵に!パーティメニューの盛り付けのコツ

簡単なのにパーティ感!テーブルコーデと盛り付けは、身近にあるもので工夫

持ち寄ったデリも、ちょっとした盛りつけの工夫やテーブルコーディネート術でさらに華やかになるそう。

「高さを意識するのが大事ですね。たとえばバケットを重ねる、葉物野菜を立てて飛び出させておくなど、高低差を意識して盛りつけると立体的で華やかになります。グラスもテーブル全体に高さを出すのに効果的。ソフトドリンクもワイングラスで飲むようにすると、バランスがよくなって特別な雰囲気になります」。

パウダー類をちょっと散らすのも、ちょっとした工夫。「今回は赤色を入れたくて、ビーツパウダーを使いました。シュガーパウダーやココアパウダーなど手に入りやすいもので大丈夫です。パウダーを振るうと一気に特別な雰囲気になるのでおすすめです」。

「食器については特別高級じゃなくても大丈夫」と土屋さん。「今回は白いシンプルなお皿に、ペーパーナプキンとローズマリーを置いただけ。ペーパーナプキンも100円ショップで売っているもので十分」とか。

お皿に乗せたローズマリーは、もう少し短く切って箸置きにしても素敵だそう。「お箸って洋風なコーディネートにあまり合わないのですが、ハーブを箸置きがわりにすると違和感がなくなると思いますよ」。

大皿は黒いものがおすすめ。「黒いお皿はお料理の色が映えるんです。特に今回は取り皿を白にしたので、大皿も白だと全体的にのっぺりとした印象になってしまいます。同系色ばかりにならないよう、締め色を入れてみてください」。

料理の盛りつけと同じく、テーブルコーディネートでも高低差を意識するのが大切。「低いスキレットは高い台に置いてみたり、全部が平たいものにならないようにバランスをみるとおしゃれになりますよ」。

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