ぶきっちょさんでもプロの仕上がり! つまようじでできる簡単ネイルアート術!

第4194回 はじめてライフ
ジェルネイルブーム以降、ネイルはおしゃれに欠かせない大事なポイントになりました。多彩なアートが魅力のジェルネイルですが、最近はモチがよく、カラーバリエーションも豊富なマニキュアが各メーカーから発売され、セルフで塗るマニキュア派が急増中!

そこでよく聞かれるのが「単色塗りしかできなくて、もう少しネイルアートのバリエーションを増やしたい!」とか、「爪を短くしないといけないから、ネイルアートなんてしない」と言った声。

そんな声にお応えして、マニキュア歴10年超え、一週間に一度は必ずカラーチェンジをする筆者がつまようじだけで簡単に、しかもプロっぽく仕上がるネイルアートをご紹介します!

つまようじネイルで準備するもの

つまようじを使ったネイルアートは、つまようじの先を使って爪に(ネイルの液を)丸くしたものをのせて、丸の大きさを変えたり、色の組み合わせを変えたりして楽しむネイルアートです。

まず、つまようじネイルで準備するもの。

・つまようじ
・アルミホイル
・好きなマニキュア
(トップコート、ベースコートを塗ればモチの良さがアップします)

以上3点! 必ずおうちにありますよね。

マニキュアは好きな色を用意して構いませんが、最初は透け感がなく濃い、こっくり色
を選ぶと失敗が少ないです。
パール入り、ラメ入りは避けましょう。

ネイルのビンから直接液をつけるのはNG!

準備が出来たら、まずはアルミホイルをくしゃくしゃっとさせてください。これがネイルカラーのパレットになります。

ネイルのビンから直接液をつけると、液の量が調節しづらく失敗の元に。またアルミホイルはネイルが乾きにくくなりますし、最後の後片付けも楽チンです!

そしてアルミホイルのパレットに使いたいマニキュアを入れて準備完了です。

まずはつまようじネイルの練習から!

準備ができたところで、いきなりネイルをしてしまうと失敗の元。最初は紙の上で練習をしましょう!

まずはつまようじの尖っていない部分に液をつけます。この時、つまようじの先がぽっちりとなるまで液をつけると、きれいな丸を描くことができます。

液の量は写真くらいを目安にしてください

そして、紙の上にポテッと液をのせます。つまようじののせ方で丸の大きさも自由に変えることができ、

・丸を小さくしたい時は、チョン、とのせる
・丸を大きくしたい時は、長めにつまようじを当てる

利き手と逆の手でも練習してみてくださいね!
ちなみにマニキュアはすぐには乾きませんので、ゆっくり練習しましょう。糸を引きはじめたら固まってきたサインです。

強弱をつけながら練習をしてください

初心者にオススメ! 単色塗りにプラスαアート

単色塗りをしたベースに、チョンチョンと丸をのせるアートは初心者でも慣れてしまえば簡単にできます。

根元にのせても、指先でも、また大きさを変えるとほんのりモードな雰囲気に。写真のように指ごとに丸の位置を変えてもOK。また根元だけに丸をのせてみたりしてもかわいいですよ!

中級者にオススメ! つまようじで作るネイルアート

つまようじアートに慣れてきたら、このように丸の大きさを変えたネイルアートはいかが? 大きな丸を好きな位置にポンっ、とのせたら、あとはなりゆきで丸の大きさを変えていけばおしゃれなネイルアートに! 大きな丸の位置を変えたりしてみてくださいね。単色塗りの上からのせても素敵ですよ。

上級者向け! カラフルなモザイクフレンチ

つまようじネイルはお手の物! ときたら今度はたくさんの色を使ってモザイクネイルにトライ。各色ランダムにポンポンと大きさを変えながら色をのせます。隙間を埋めるように色を重ねれば完成!

この時、注意すべき4つのポイントは
・色のトーンを揃えると失敗しにくいです
・各色につまようじを使うので、使う色数に応じてつまようじを用意してください
・乾いてから色を重ねましょう。十分に乾かないまま色をのせるとマーブルになってしまいます
・最後に淡い色をのせるとバランスが取りやすいです

コツをつかめばあっという間に自分だけのオリジナルモザイクネイルの完成です!

その他つまようじネイルのバリエーション

左は半円フレンチに、ちょこんとつまようじで色をのせたもの。右は交互に色をのせて、フラッグガーランドのような細目のフレンチ。

このふたつのアートは爪が短い方にオススメ。爪の白く伸びた部分が短いほうがアートがしやすいですよ。色の組み合わせ、丸ののせる位置で雰囲気がガラリと変わりますので、自分だけのお気に入りのつまようじアートを探してみてくださいね。


つまようじアートは、いつもの単色ネイルにちょいのせするだけで、雰囲気をガラッと変えることができるので、お出かけ前にチョンチョン! とのせたり、お呼ばれネイルとして使ったりするのもオススメ。華やかさをプラスすることができますよ。
友だちから、自分でやったの!? と聞かれること間違いなし!ぜひ試してみてくださいね。


執筆者:高橋優璃