着なくなった服をリサイクルすることで、その服を必要とする人に届いたり、地球環境のためになったりします。この記事では、服をリサイクルするメリットや方法、おすすめのリサイクルショップを紹介します。お気に入りの服をリメイクするアイディアも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
服をリサイクルする3つのメリット
服をリサイクルすると、クローゼットの中を整頓できるだけではなく、必要とする人のもとへ届けられます。まずは、着なくなった服をリサイクルするメリットを紹介します。
1. 溜まった服を整理できる
着なくなった服をリサイクルすると、クローゼット内が片付きます。
好みの変化やサイズアウトで着なくなった服が溜まると、新しい服を収納するスペースがなくなります。しかし、着る服だけを保管するようにすれば、クローゼット内が整理できるでしょう。その結果、着たい服が見つけやすくなり、身支度の時短にもつながります。
2. 服を必要とする人に届けられる
自分が着なくなった服が、他の人にとって必要な服・資源になるのもメリットです。常に服の寄付を受け付けている発展途上国では、リサイクルで出される服を必要としています。
寄付できるかは服の状態にもよりますが、リサイクル可能な服を届けることができれば必要としている人達が喜んでくれるでしょう。リサイクルを通して社会貢献をしてみてはいかがでしょうか。
3. ゴミに出すよりも環境にやさしい
いらなくなった服をゴミとして処分するより、リサイクルして新たに使えるようにすれば、環境にやさしい活動ができます。
現状ゴミとして出される衣類の量は、年間50万トン超え。多くの服が再利用されればゴミが減る上、新たに服を作るための材料が古着から手に入ったり、工場での製作時に出る二酸化炭素の減少につながったりします。環境汚染を防いで、自分が住む環境をより良くできるでしょう。
服のリサイクル方法
次に、服のリサイクル方法について紹介します。専用ショップやフリマアプリで売ったり、支援団体に寄付したりと、リサイクルの方法はさまざまです。自分が取り入れやすい方法を、参考にしてみてくださいね。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップに服を持って行くと、その場で査定・回収してくれます。お出かけのついでに寄って、気軽に利用できるのが魅力です。
ブランド品または未使用品など、条件によっては高値で買い取られることがあります。ただし、状態が悪いものやノンブランド品は0円となる可能性も。公式サイトをチェックしたり、問い合わせしたりして、買い取りできるものをあらかじめ確認しておくと安心です。
フリマアプリやオークションに出品する
リサイクルショップはプロの査定によって値段が決まりますが、フリマアプリやオークションでは自分で値段を決めて売れます。ただし、売れるまでに時間がかかったり、梱包・配送手続きが手間だったりという一面も。送料が自己負担になるのが嫌な場合は、サイト選びに注意しましょう。
自治体や支援団体に寄付する
支援団体や自分の住んでいる地域の自治体へ寄付するのも手です。
<寄付先一例>
・支援団体
・自治体
・アパレルショップの回収ボックス
※無印良品、ユニクロ、GU、H&Mなど
支援団体で回収された服は発展途上国に運ばれ、現地の販売店に寄付したり、回収した服をリユースして得た資金を寄付したりと、さまざまな活動に役立てられます。他にも事業者が不要な服を買い取り、売却代金を寄付する取り組みを行っている自治体もあります。
アパレルショップの回収ボックスは、その店舗での商品しか受けつけていないことがあるため、事前に確認をしましょう。
リメイクして再利用する
リメイクして再利用するのも、立派なリサイクルです。もう一度着られるよう工夫する他、バッグやハンカチ、子ども服などにリメイクするのも良いでしょう。着れなくても手放したくない服は、自分や家族が愛用できるものに生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。
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配信: くらしマグネット