【茨城県石岡市】いばらきフラワーパーク&常陸風土記の丘を舞台とした「いしおかアートスケープ」開催

茨城県石岡市では「いばらきフラワーパーク」「常陸風土記の丘」の2つの施設を舞台とした芸術祭「いしおかアートスケープ」が12月2日(土)より開催中だ。

万葉に詠われた昔からうるおいある文化を築き、数多くの文化史跡や名所旧跡、民俗芸能が伝承されてきた「歴史の里」で、自然や風景の美しさを生かしたアート作品を展示する。

石岡にある2つの施設を舞台とした芸術祭を開催

「いしおかアートスケープ」は、2021年に「見るから感じる」体感型の施設としてリニューアルした「いばらきフラワーパーク」、古くから常陸国の政治・文化の中心として栄えてきた歴史の里・石岡を体感できる歴史公園「常陸風土記の丘」を舞台にした芸術祭。

★F-1, H-1 作家名 小松 宏誠 (Kosei Komatsu)

「いばらきフラワーパーク」は、春と秋に見頃を迎える県花のバラ900品種をはじめ、豊かな自然を生かしたアクティビティやグルメを年間で楽しめるテーマパークだ。その園内を見渡すグリーンヒルで展示される小松宏誠さんの作品は、広い空から「光」や「風」を受けて、繊細で美しい2,000個ものモビールがまるでひらひらと舞う蝶のように輝くアートとなっている。

★F-1, H-5 作家名 矢野大輔(Daisuke Yano)

2024年1月14日(日)までのイルミネーション開催期間中はモビールも夜間演出され、シャンパンゴールドに煌めくバラテラスのライトアップと合わせて夜の幻想的な作品も楽しめる。

古代家屋や自然現象を取り入れたアート作品を展示

★H-2 作家名 WA!moto. “Motoka Watanabe”

「いばらきフラワーパーク」からバスで約12分の距離にある「常陸風土記の丘」では、古代家屋や遺跡、移築復元した古民家を利用して、12月16日(土)より6名のアーティストによるアート作品が展示される。

★H-3, H-4 作家名 鈴木 美緒 (Mio Suzuki)

いずれもロケーションや空間を生かし、自然現象をもアートに取り入れる手法で、自然が生み出す美しさとともにこの地の魅力を再発見できる作品だ。

★H-6 作家名 加藤 みいさ (Miisa Kato)

筑波山麓のふもとで肥沃な大地と良質な水に恵まれ、水稲はもとより、野菜や果樹栽培も盛んな石岡のグルメも味わえる施設で、自然と歴史の新たな魅力を体感してみよう。

関連記事: