非認知能力を高めるために、親として子どもにしてあげたいこと

「非認知能力」を伸ばす方法

非認知能力は、感情のコントロールや相手との関係構築など、自分の内側にある意思や感情に大きく関わるものなので、いくら頑張っても親や先生が外側から非認知能力を身につけさせることはできないようです。本人が「〇〇な力を伸ばしたい!」という意志を持ってはじめて、その能力を伸ばすことができるとのこと。なので親ができることは、きっかけを与え「その気にさせる」ことです。

子どもが興味・関心から行動する「内発的意欲」、これを尊重することが非認知能力を伸ばす上で非常に大切なようです。親が選んだおもちゃばかり与えたりするなど、外から動機を与えられて動く「外発的意欲」が「内発的意欲」に勝ってしまうと、自分から行動しなくなってしまうようなので気をつけたいですね。子どもの想像力や自分で考えるチャンスを潰してしまわないように「先回りし過ぎない」は意識したいなと個人的に思いました。

「非認知能力」の土台になるのは自己肯定感

非認知能力を身につける前提として「自分でチャレンジしていい」と思えるような「親に受け入れてもらえた経験」が重要なようです。特に3~4歳までは周りの人のことが見えず自分中心の世界なので、すべての意思・行動を受けとめてあげたいですね。

親に受け入れてもらえると、子どもは「自分はここに存在していていいんだ」と思い、いわゆる自己肯定感が高まります。この自分を肯定できる深い自己肯定感さえあれば、その後のコミュニケーション能力などをより身に着けやすくなるとのこと。

「受け入れてもらえた嬉しさや安心感」を知っているからこそ、自分をコントロールし他者を受け入れる側になれるということですかね。親として、幼児期に養ってあげたい「深い自己肯定感」これこそが非認知能力の土台になるということです。