オーケーの「照り焼きチキンピザ」628円は“耳”がお見事! 780円のロピアは具で勝利【実食比較】

【オーケー】628円「照り焼きチキンピザ」を実食:「耳まで美味しい」は本当か?


丸くトッピングされたたまごサラダが映える!(C)サイゾーウーマン

 シンプルな箱を開けると、鮮やかなたまごサラダが目に飛び込んできます。“てりたま”はテッパンですし、8つにカットすれば必ずたまごサラダが乗っている点もポイント高し! “マヨビーム”もまんべんなくかけられていて、非常に美しいピザです。

 公式サイトによると、トッピングはモッツァレラチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、照り焼きチキン、たまごサラダ、オニオンスライス、マヨソース、パセリ、照り焼きのたれ。生地はオーケーが独自に開発したそうで、「耳まで美味しい」を謳っています。

生地の弾力に驚き!

 ピザをカットしていると、耳の弾力に驚き! 決して硬くはないものの、押すとしっかり反発してくる“もちふわ感”は、まさにイタリア発祥のパン・フォカッチャのよう。


押して離すと、すぐに元の形に戻ろうとするふかふかの耳(C)サイゾーウーマン

チキンの量をチェック!

 唯一見た目で気になったのが、メインであるはずの鶏肉がチーズとソースに隠れてほぼ見えなかった点。そこで、ピザを8つにカットした後、一切れ分のチキンをかき集めてみました。

 すると、“欠片”と呼んでも差し支えないほど、小ぶりに切られたチキンがいくつか集まりました。肉好きとしてはちょっとがっかり……。


チキンは“小指の先”ほどのサイズ(C)サイゾーウーマン

【オーケー】「照り焼きチキンピザ」628円を採点!

見た目
★★★★☆

生地
★★★★★


★★☆☆☆

 一口食べると、甘~い和風の照り焼きのたれの味がガツンと来ます。その後、食べ進めると……やはりほぼたれの味しかしません。卵やチキンの存在を忘れてしまうほど、たれの主張が強い! ただ、そんな単調な味の中でも、玉ねぎのシャキシャキ感が残っているのはうれしいポイント。

 そして、オーケーが「耳まで美味しい」と謳っているだけあり、甘みのある耳がうまい! 触った感じと同様に、食感や味もかなりフォカッチャに近いです。これは耳だけでもずっと食べていられるレベル! この生地はお見事です。

【ロピア】手作りピザ:570円~で「材料費考えてません」とアピール

 続いて、神奈川県を中心に14都府県で展開し、今年1月には台湾にも出店したロピアへ。“カトパン”こと加藤綾子アナウンサーの夫が社長を務めていることでもおなじみです。


ロピアのオリジナルキャラクター「ロピタ」のイラストがプリントされた箱がキュート(C)サイゾーウーマン

 早速、楽し気な手作りポップが目を引くピザコーナーへ。

 「小麦粉から練り上げて、、本格ピザを」という倒置法が印象的なコピーや、「美味しかったヨ~!が聞きたくて♪ なので材料費考えてません(汗)」という採算度外視アピールからは、企業努力の結晶であることが伝わってきます。

 この日の売り場には、お目当ての「テリヤキチキンピザ」(780円)に加え、一番人気の「マルゲリータピザ」(570円)と、自社製燻製ベーコンなどが乗った「自社製ベーコン&ウインナーピザ」(680円)が並んでいました。

 オーケーの「照り焼きチキンピザ」よりも、152円高いロピアの「テリヤキチキンピザ」ですが、サイズはほぼ同じです。


隣で売られていた「モンスターバーガー」(800円)の迫力に圧倒されながらも、ピザを手にレジへ(C)サイゾーウーマン

関連記事: