上の子ができていることを認めてあげる
「当たり前」のメガネを外すことができたら、上の子についていろいろなことが見えてきます。今までできて「当たり前」と思っていたことが、実はその子が成長してできるようになったことだと気づけるようになります。
その子のちょっとした成長が見えるようになったら、今できていることを認めてあげましょう。たとえば、「〇〇くん、歯みがき上手になったね」「〇〇ちゃん、お着替え早くできるようになったね」と言葉にして伝えます。
これだけで子どもは、「ママはボクのことを気にかけてくれている」「ちゃんと見てくれている」と感じて心が満たされていきます。そして、ここで名前も一緒に言ってあげることがポイント。上の子は「自分のことだ」「ボクはママに愛されている」と実感することができるのです。
上の子はやきもちからどうしても下の子に意地悪をしてしまいがちですが、親から認められ、愛されていると感じることができれば、心が満たされて、次第に下の子にもやさしくすることができるようになっていきますよ。
<ライター/佐藤麻依子>
大学院3年生と大学2年生の男児2人の母。子育て&中学受験カウンセラー歴18年。「子育て3ステップ会話法®」を考案。著書『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』。独自のコーチング講座や子育て心理学協会の「ココロ貯金®」講座を提供。イヤイヤ期・思春期・反抗期・受験期の悩みを解決します!
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