■予想外の神対応に感動!
まずは、急なトラブルが発生した時のエピソード。夫の予想を上回る神対応に、感謝の気持ちが芽生えたといいます。
「職場は別ですが、仕事終わりに待ち合わせをして、夫婦一緒に帰るのが私たちの日課です。ある日、仕事を終えて、帰り支度をしていた時のこと。バランスを崩し、転倒。幸い大した怪我はなく、同僚にも『大丈夫!』と声を掛けたものの、ヒールがポッキリ折れてしまいました。
その日は『外食して帰ろう!』と決めていて、お店も予約済み。急いで向かいたい気持ちはあったのですが、最近はテレワークも多く、会社に予備はありません。
仕方なく、夫に事情を説明し、『接着剤で応急処置をしてタクシーで向かう』と連絡。すると『歩くのが大変だろうから、車で会社まで迎えに行く』と返信が。しばらくして夫から『会社の近くまで来たけど、ビルの下までは来られる?』『IDカードがないから、中には入れない』と再度連絡がありました。エレベーターで下に向かうと、そこには夫の姿が。『とりあえず靴買ってきた』と、手渡してくれたんです。
まさかそこまでしてくれるとは思っていなかったので、そのさりげない気配りがとてもありがたく、あらためて見直しました」(40代・女性)
いつも一緒に帰っているとのことで、「普段からラブラブなのでは?」と思わないこともないのですが……それにしても旦那さんの行動は素敵ですよね。相手を思いやる気持ちに、こちらまで心がぽかぽかしてきます。
■料理が苦手な夫が奮闘!
続いては、体調不良で寝込んでいた時に、夫を見直したという女性のお話。
「うちは共働きですが、旦那は普段、ほとんど家事をしません。たまにトイレ掃除をしてくれますが、料理もインスタントラーメンくらいしか作ることができず、基本的に私が食事を作っています。
ある日、私がインフルエンザに罹ってしまい、家族にうつさないように寝室にこもっていました。39℃近くまで熱が出て、ダウンしてしまったんです。
横になって休んでいると、旦那が寝室にやってきました。『ごはん作ったんだけど……』と言われ、目を開けると、そこにはカレーライスが!
『おいしいかどうかはわからないけど、作ってみた』『これ食べて元気になってくれ』と、恥ずかしそうにしています。私は驚いて、『どうやって作ったの?』と聞くと、『ネットでレシピを調べて作った』とのこと。カレーライスが大好きな子どもたちは、『すごくおいしい!』『パパすごい!』と喜んで食べてくれたようです。
正直、熱があるのにカレーライスを食べるのはきつかったけれど、私がダウンした時には慣れないながらも家族のために動いてくれる人なのだとわかり感動しました」(40代・女性)
「普段からやってくれ」というのが本音ですが、自分が弱っている時に頼りになるパートナーの姿を見たら、グッときますよね。照れながら報告しにくるところも、かわいらしい!!
(文・ママテナ編集部)