選べる雇用形態が魅力の歯科衛生士 | ワークライフバランスの実現

選べる雇用形態が魅力の歯科衛生士 | ワークライフバランスの実現

歯科衛生士は、患者様の健康を維持するために重要かつやりがいのある仕事です。そして、この職業はさまざまな雇用形態で働くことができ、ワークライフバランスを実現できるという魅力もあります。

正社員としての勤務

給与体系

しっかりとフルタイムで働きたい方はもちろん、正社員としても勤務可能です。多くの歯科衛生士は正社員として働いており、安定した給与を得ています。日本の多くの歯科医院・クリニックは月給制で、ボーナスももらえています。中には年俸制で1年間の給与が定められており、それを12で割った分を毎月もらうスタイルのところもあるようです。この場合、ボーナスの支給はありません。

労働時間

歯科衛生士は1日8時間労働が基本で夜勤はありません。急患が入った場合、最後の患者様の治療が長引いてしまった場合などには残業が発生しますが、日常的に長時間残業をすることはありません。歯科医院・クリニックの開院時間に合わせて勤務開始時間が定められ、昼休憩は1〜2時間です。正社員の場合は産休や育休を取得し、出産後にフルタイム勤務で復帰する方もいます。

復職

正社員として働いていたけれど、結婚後や出産後には家庭の時間も大切にしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。その場合は、パート・アルバイトとして復帰ができます。週に何日かだけ働きたいと考えている方にはぴったりです。また、歯科衛生士は国家資格が必要となる専門的な職業のため、資格が不要な仕事のパート・アルバイトと比較して時給が高くなっています。短時間の勤務でも稼ぎやすいため、家庭、育児や介護などと両立しながら働き続けられます。ただし、正社員勤務の歯科衛生士とは任せられる業務内容が異なる場合があります。

派遣社員としての勤務

また、近年は派遣で歯科衛生士として働く方が増加傾向です。派遣会社からの紹介があり、かつ希望する条件に当てはまれば、病院・診療所だけでなく、その他の場所での勤務も可能です。紹介先には、産休・育休・介護休業者の代替業務や、へき地や離島での勤務もあります。パート・アルバイト勤務の歯科衛生士と比較して時給は高い傾向にあります。

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