旦那が何の連絡もなく帰ってこない日があると、不安や疑念が募ります。
この記事では、旦那が帰ってこない理由や、そうした状況にどう対処すべきかについてご紹介していきます。離婚を避け、円満な関係を築きたい方の参考になれば幸いです。
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1、「旦那が帰ってこない」状況には2種類ある
まず押さえておきたいのが、ひと口に「旦那が帰ってこない」と言っても、その状況には次の2つのパターンがあるということです。
定期的に帰ってこないことがある
今日(昨日)なぜか帰ってこない
たとえば週に1回は帰ってこない日があったり、間隔はバラバラでもこれまでに何度か帰ってこないことがあった場合は、1つ目のパターン。
思い当たる理由もないのに突然帰ってこなくなった、旦那が帰らないのは結婚して初めて…というようなケースは2つ目のパターンにあたります。
この2つの状況は似ているようでいて、実際に帰ってこない旦那の心理もその対処法も、それぞれ少しずつ異なるのがポイントです。
今回は、どちらの状況についても個別に詳しく掘り下げていきますので、早速チェックしていきましょう。
2、定期的に旦那が帰ってこない理由と7つの対処法
先ほどのパターンの1つ目、定期的に帰ってこないことがある旦那は一体、どんな心理で家を空けているのでしょうか。
よくある理由とその対処法をまとめてみました。
(1)旦那が帰ってこない理由(夫の心理)
定期的に帰ってこない日がある理由として、可能性が高いのは次の5つです。
①仕事が忙しい
「仕事ならそう言ってくれれば良いのに!」と、なぜ連絡を寄こさないのか疑問に感じる女性も多いかもしれませんが、職場でトラブルの対処に追われていると、時間が経つのを忘れて仕事に没頭してしまうのも男性の中ではよくある話です。
気付けば終電を逃し、「こんな時間だしもう家族は寝ているかも…」と思って、あえて連絡をしないケースも多いのです。
元々男性は、女性に比べればマメにLINEやメールをするのを面倒くさがる傾向が強く、仕事で徹夜コースになってしまったときも「あとで説明すればいいや」と、そこまで深く考えていない可能性が高いでしょう。
②飲み会で酔いつぶれている
みなさんの旦那さまは、お酒に強いほうですか?
もし「いや、全然強くない!」「いつもすぐに酔っぱらう」という場合、飲み会で酔いつぶれているだけの可能性もあります。
この場合、一緒に飲んだ同僚や後輩の家に泊まらせてもらい、酔いを醒ましてから家に帰るのが旦那さんのいつものコースになっているのかもしれません。
ぐでんぐでんに酔っぱらった状態で家に帰ると妻に怒られる、と思っているケースもあるでしょう。
そうでなくても、あまりに酔っぱらった姿を家族に見せるのは恥ずかしい、そもそも酔っぱらいすぎて意識がないなど、帰りたくても帰ることができないパターンに陥っていることも考えられます。
③浮気している
あまり考えたくありませんが、旦那が定期的に帰ってこない場合に結構な確率で当てはまるのがこのケースです。
ただし、もし本当に浮気をしているなら「妻にバレないように」という心理から、あらかじめ何かしらの言い訳を用意していることがほとんどです。
そのため、表向きは「仕事で泊まりになるかも」「飲み会で遅くなる」というふうに、帰らない理由を自己申告してくることが多いでしょう。
裏を返せば、連絡なしで頻繁に帰ってこないことがある場合は、浮気の可能性は低いかもしれません。
④家に居場所がない
家にいると妻から何かしらの文句をつけられる、子育てに手がかかっているなど、家にいてもくつろいだ気分になることができない旦那は、そのストレスを解消するために定期的に家出をします。
自宅に旦那専用の部屋がないなど、物理的な居場所がない場合はもちろん、「家族が自分を無視して会話しているような気がする」「インテリアや毎日の食事が自分の好みとはかけ離れている」などの精神的な疎外感を感じる場合にも、「居場所がない」と追い詰められがちなので注意が必要です。
⑤離婚を考えている
思ったような結婚生活が送れていない不満や浮気などから、離婚を考えているケースもあります。
これから先の生活について1人でじっくり考える時間が欲しかったり、なんとなく「今の家族と離れて暮らすとどうなるのか」というのを試してみたくて家を空けていることもあるでしょう。
これが理由で家に帰らない旦那の場合、事態は結構深刻です。
頭で想像しているだけでなく、すでに「帰らない」という現実の行動に出始めているので、具体的な別れ話を切り出される日も近いかもしれません。
(2)7つの対処法
定期的に帰ってこないことがある旦那には、どんな対処法が効果的なのでしょうか。
実際に帰ってこない日にできる対処法から、日常生活で心がけたいポイントまで、おすすめの方法をご紹介していきます。
①本人に連絡する
何はともあれ、まずは本人に連絡を取るのが1番です。
仕事や飲み会で家に連絡を入れるのを忘れているだけの場合、こちらから電話やメールをすれば、案外すんなり居所が分かって一件落着、というパターンもあります。
②飲み友達や同僚に探りを入れてみる
本人に連絡が取れない場合は、旦那が普段仲の良い友達や共通の知り合いなどにそれとなく探りを入れてみましょう。
職場の同僚の連絡先を知っている場合は、仕事の接待や飲み会が開催されている日なのかどうかを尋ねてみるのもひとつの方法です。
③会社に電話してみる
仕事が理由なのかどうかを確かめるために1番手っ取り早い方法は、会社に電話をかけてみることです。
実際に旦那につないでもらわなくても、まだ会社に残っていることが分かればそれで気持ちは落ち着きますよね。
すでに会社を出ている場合でも、何時ごろ退社したのかなどの情報を得ることができるので、その後の旦那の足取りを想像するのに役立ちます。
④旦那の部屋やスペースを作る
もし旦那が居場所のなさから家に帰りたくない気分に陥っている場合は、リビングやダイニングなどの共有スペースとはまた別に、旦那専用のスペースを作ってあげることで状況を改善することができます。
とはいえ書斎などの個室を用意することは難しいケースも多いと思うので、そんなときにはリビングのすみに「旦那専用ソファ」を設置したり、旦那の趣味の小物などを並べられる棚を作るだけでもOKです。
物理的に落ち着ける場所が確保されると、精神的にもくつろいだ気分になりやすく、家での時間を心地よく感じることができるようになるでしょう。
⑤なるべく笑顔で会話する
普段から家庭の雰囲気を明るく保つようにするのも大切なポイントです。
誰だって、ギスギスしていたり、暗い雰囲気の家には帰るのが憂鬱になってしまうものです。
そして、これから家に帰る夫にとって家庭のあたたかさを象徴するものといえば、やっぱり自分を迎えてくれる妻の笑顔なのです。
家庭のイメージを明るくあたたかなものに保つためにも、育児や妊娠うつなど大変なことばかりかもしれませんが、旦那と会話をするときにはなるべく笑顔を心がけましょう。
⑥不満よりも感謝を伝える
目に付いた旦那のクセや悪い習慣を、ついついその都度指摘してしまっていませんか?
お互いに心地よく過ごすためには不満をきちんと伝えて解消していくことも必要なステップですが、不満を訴えられる頻度が多いとさすがに嫌な気分になったり、気持ちが萎縮してしまったりもします。
特に最近は、旦那が家事をしてくれたときに「洗濯物の畳み方が違う」「お皿に洗い残しがある」といったダメ出しを行うことで相手を傷付けてしまう「家事ハラスメント」を、知らず知らずのうちに繰り返してしまっているケースも多いです。
ダメ出しをしたいときにもまずは「ありがとう」という感謝を伝えるのを忘れずに、不満を口にする回数自体もなるべく減らして、マイナスとプラスのバランスを取るようにしましょう。
⑦さりげなくクギを刺しておく
旦那に浮気の可能性がある場合は、「最近友達の旦那さんが浮気していることが分かって修羅場になったらしい」など、それとなくクギを刺すような話をしておくのが効果的です。
「旦那が浮気しているのが分かったら、私なら即両方の親もまじえて家族会議だな~」というように、あえて本人が絶対に避けたいと思っていそうな「もしもの話」をするのも良いですね。
旦那の中に「もしかして…バレてる!?」という焦りを芽生えさせて、自分から浮気をやめさせるように仕向けましょう。
配信: LEGAL MALL