ぬいぐるみのための病院が話題!調べたら愛に溢れた病院だった

第653回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
ママが小さい頃から大事にしていたぬいぐるみや、子どものお気に入りでいつも遊んでいるぬいぐるみ。ボロボロになったり、なかの綿がクタクタになったりしていませんか? 思い出の品だから取っておきたいけれど、このままにしておくのも可哀想…。

そんなぬいぐるみを修繕してくれる、「ぬいぐるみ健康法人 もふもふ会 ぬいぐるみ病院」(以下、ぬいぐるみ病院)が今SNSや情報番組で話題沸騰中なことをご存知ですか? ぬいぐるみの修理がなぜそこまで話題になるのか、人気の理由を探ります!

ぬいぐるみのための病院が話題!調べたら愛に溢れた病院だった

ぬいぐるみを患者として“治療”してくれる、愛に溢れたサービス

このぬいぐるみ病院は、ぬいぐるみを“患者”として迎え入れて、治療をしてくれます。ぬいぐるみ病院のウェブサイトを見てみると、以下の診療科や部門があるみたい。

【内科】
ビーズ袋の交換、綿の入れ替え手術
【外科】
ケガ、切り傷、穴の縫合、皮膚の移植・植毛手術
【整形外科】
顔や身体のゆがみの矯正・造顔・延びた尻尾をくるんとする手術
【眼科、耳鼻科】
目や耳・鼻の手当
【リハビリテーション科】
手術後のお散歩、お風呂&トリートメント
【薬剤部】
化膿止めの調合(キャンディー)
【談話室】
治療が終わった患者たちが、みんなで交流をする会が開かれる

総合病院のようになっていて、これなら安心してぬいぐるみを預けられそう。さらに、手術後のお散歩や患者同士の交流会など、発想がとても可愛らしくて素敵。しかし、話題になっている点はほかにも…。

ナースや執刀医もぬいぐるみ! 入院中の様子を画像でお知らせ

実はこの病院、ナースも執刀医も“ぬいぐるみ“。
入院中にナースに介抱されている様子や執刀医の診察を受けている様子。さらに、寂しがり屋の患者に添い寝をするぬいぐるみスタッフの様子などを、画像付きでお知らせしてくれるサービスがあり、手厚い看護を受けていることがわかる。ここがもっとも評価を受けているポイントのようです。

入院期間はおよそ3週間程度。退院時には、元気になったぬいぐるみとともに、入院中の写真を収めたDVDや化膿止めのキャンディー、綿を入れ替えた場合は今まで入っていた綿と、新しく入れた綿の一部が送られてきます。料金はぬいぐるみのサイズや治療内容にもよるそうなので、ぬいぐるみ病院に一度問い合わせてみて。

ただいま予約が殺到していて、ぬいぐるみの「入院待ち」が起きているほど大人気のぬいぐるみ病院。自分の大事にしていたぬいぐるみが、ぬいぐるみのスタッフたちによって、大切に治療されて元気になっていく…。今までありそうでなかった“ぬいぐるみ愛”が詰まったサービスはまさに画期的。思い出が詰まったぬいぐるみを入院させて、モフモフでフカフカの状態に戻してあげてみてはいかが?
(文・山本健太郎/考務店)

本記事で使用している画像は以下ウェブサイトの画像です
ぬいぐるみ健康法人もふもふ会 フモフモランドぬいぐるみ病院