里芋を「韓国風ピリ辛スープ」に投入した結果…体ポッカポカに♡牛肉&ゴマ油のコクがキク~♪【農家直伝】

里芋を「韓国風ピリ辛スープ」に投入した結果…体ポッカポカに♡牛肉&ゴマ油のコクがキク~♪【農家直伝】

里芋といえば、みそ汁や豚汁に入れるのが定番のわが家。まぁ、他に汁物のレパートリーがないってことですが…(笑)。それが、なんと韓国風のピリ辛スープとも相性バツグン!と、神奈川県の農家に教えてもらいました。里芋で、韓国風なんて珍しい!しかも、牛肉入りでメインにもなりそう。最近めっきりと寒くなってきたので、今晩のおかずにして、さっそく体を温めようっと♪

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韓国では、秋のお盆に里芋スープを飲む風習がある⁉

韓国には、「トランタン」という、収穫を祝うために作る行事食の里芋スープがあるようです。このスープを飲むのは、旧暦の8月15日。この日は、日本では中秋の名月(十五夜)に当たりますが、韓国では秋夕(チュンソク)と呼ばれ、日本でいうお盆のようなものに当たるとか。

このトランタン、里芋にあわせる定番食材は、牛肉、ねぎ、味付けはゴマ油…と、今回教えてもらったスープとそっくりです。
韓国のお盆料理だなんて、ますます興味が湧いてきました!さっそく作っていきますよ~。

辛さはお好みで「里芋と牛肉の韓国風ピリ辛スープ」材料と作り方はこちら♪

材料(4人分)
里芋…300〜350g
牛こま切れ肉…150g
エリンギ…大1本
えのきたけ…80g
葉ねぎ(長ねぎの青い部分でもOK)…2〜3本 
だし汁…800ml
油…大さじ1と1/2

[A]
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
酒…大さじ1 
一味唐辛子…小さじ 1/3~1/2
ゴマ油…適量

トランタンというスープには、昆布だしが合うそうなので、今回は昆布だしの素でだし汁を作りました。

作り方
1.  エリンギは3cm長さの棒状に、えのきたけは石づきを取り除いて2cm長さに切り、ほぐす。葉ねぎは斜め薄切りにし、里芋は皮を剥いて1cm厚さの一口大に切る。牛肉は食べやすく切る。

2.  熱した鍋に油を引き、1の牛肉を中火で炒めて色が変わったら、里芋を加えて炒め合わせ、だし汁を加えてフタをし、里芋に火が通るまで7~8分弱めの中火で煮る。

ここで驚いたのがアク!牛肉を煮るのは肉豆腐やすき焼きぐらいで、あまり経験がなく…たっぷりのスープと煮るとこんなにアクが出るのか…と(汗)。

美味しさのために、しっかり取るぞー!と頑張りました(笑)。
アク取りシートを使った経験がないので分からないですが、もし用意出来る方は使用するとよいかもしれません。

だいぶアクをすくった後。もう少し頑張ります♪

3.  2にエリンギ、えのきたけ、葉ねぎを加えて、[A]で調味し、ひと煮立ちさせれば、出来上がり。

ねぎたっぷり!ねぎ好きにはたまりません♡

[A]を調味するさいは、子ども用に、唐辛子未使用分を取り分けてから、鍋に一味唐辛子小さじ1/2を入れました。お好みで調整してくださいね。

辛いものが苦手なわたしは、どれぐらい辛くなるのかな?と少しドキドキしていたんですが、思ったほど汁は赤くはないですね(笑)。大丈夫な気がしてきましたよ。具だくさんでおいしそう〜!

では、いっただきまーす♪

まずはスープで辛さチェック。
お、イケる♡後から鼻にツーンとするピリッとした辛さを感じますが、わたしでも問題なし!むしろこの辛さ、体も温まってくるので寒いときには有り難い♪

きのこをはじめ具だくさんの素材から出た旨味が、体にじわじわ〜と染み渡っていきます♡
スープを口に運ぶたびに思わず、ほぉー、ふぅーとか言っちゃう(笑)。

里芋は、コレよねという定番のおいしいねっとり食感。
牛肉と里芋の組み合せは初めてかも。割と淡泊なあっさりした里芋に、牛肉のコクとゴマ油の風味がとても合いますね♪

調理中は、アク取り職人と化しましたが(笑)、アクをとった後の具材からの旨味満載のスープはご馳走です。
具材たっぷりの汁物は、この季節にやっぱりいいですね〜。体もポカポカしてきました。

和風じゃなくて韓国風のスープというのはかなりポイント高し♪
定番の素材で、味付けだけが変化球というのは作る側も食べる側も楽しくなりますね♡

韓国風お餅トックをいれてみた!

みんなでモグモグ食べていたら、夫が突如「餅を入れたらおいしそうだなー!ほら、韓国に独特の餅ってあるじゃない?」とか言い出したんですよ(笑)。

そのとき、韓国風お餅「トック」が家にあったことを突然思い出しまして(よくあったな…)。
昨冬スーパーの鍋商材売り場で思わず買ったけど、どう使っていいか分からず残っていました。なぜかハート型なんですが、投入してみました♡

これが大正解!今回の韓国風スープにジャストフィットです。
里芋好きな小学生の娘ですが、味付けが大人向けなためか、最初は黙々と食べていたのにお餅を入れた途端テンション上がり、小さいお餅に夢中に(笑)。

画像はありませんが、少し余っていたニラでチヂミも作ったら、これまたスープと合う♡
白飯ももちろんとっても進みますよ。

里芋を和風以外のスープにしてみたい気分のときに、おすすめです♡
体もポカポカ温まるし、具だくさんで栄養もたっぷり♪
寒い季節にぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、神奈川県JA相模原市「母ちゃんs kitchen」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-sagamiharashi.or.jp/archives/3118

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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