秋冬が旬の里芋。食感は、ねっとりしたイメージがありますが、なんと”細切り”にするだけでシャキッとした味わいが楽しめちゃうと、神奈川県の農家に教えてもらいました。それをみそ×チーズで味付けして、オーブンで焼くんだとか。ええ、いったいどんな出来上がりになるんでしょう⁉そもそも里芋って生だとけっこう硬いけど、上手にカットできるんだろーか?百聞は一見に如かずということで、さっそく作ってみまーす。
まるで”いなり寿司”な「里芋の油揚げ詰め」作ってみた!時間がたつほどおいしくなる不思議仕様♡【農家直伝】
「里芋ツナの味噌チーズ焼き」材料と作り方はこちら♪
材料(4人分)
里芋…大きめ4個
長ねぎ…1/2本(※今回は下の白い部分を使用)
ツナ缶…1缶
マヨネーズ…大さじ2
牛乳…大さじ2
みそ…大さじ1
とけるチーズ…3枚
ゴマ油…適量
作り方
1.里芋は皮を剥き、薄めの短冊切りにする。長ねぎは、薄めの斜め切りにし、残り10cmは切らずに残しておく。
里芋の切り方ですが…農家さんの出来上がりが短冊切りというより、太めの千切りに見えたのでこんな風にカットしました。
心配だった里芋の細切りですが、じゃがいもと同じ感覚でカット出来ました♪
2.フライパンに油(分量外)を引き、オイルをざっくり切ったツナと1の里芋と長ねぎを炒める。
わたしは里芋の色が少し変わるぐらいまで中火で4〜5分程度炒めました。
3.長ねぎがしんなりして、里芋にも少し火が通ったら、耐熱皿にキッチンペーパーでゴマ油を塗り、2を耐熱皿に移す。
4.小さめのボウルにみそ、牛乳、マヨネーズを入れ、固まりが残らないように混ぜる(泡たてないように)。
5.3の耐熱皿に、4を回し入れ、ざっくり混ぜる。
混ぜているときから、みそのいい香りがします♪
6.とけるチーズを5の耐熱皿にのせる。
わたしは1枚を半分にカットして、チーズが全体に行き渡るようにのせました。
7.残りの長ねぎ10cmほどを薄めに輪切りにし、6のチーズの上にのせる。
ここは、最初の斜め切りとは違い「輪切り」にします。
8.7の耐熱皿を余熱した 230℃のオーブンで10分ほど焼く。
わたしは、10分だと若干少なめに感じたので、追加で3分程度焼きました。焼き加減を見ながら調整くださいね。
焼き上がりました!
いやー焦げ目がとってもおいしそう!
オーブン料理ではお決まりの焦げ目ですが、毎回テンションが上がります♡
バターを使っているかのようなツヤは、つなぎ的に入れたマヨネーズの為せる技でしょうか♪
では、いただきます!
みそのコクのあるしょっぱさと、とけるチーズがなんとも絶妙♡
香ばしいみそとまろやかなチーズが食欲をそそり、すぐにご飯が食べたくなっちゃいます(笑)。
里芋はねっとりした食感が定番ですが、これはシャキッとなっているのがおもしろい!
そして長ねぎはシンナリ〜としているので、そのギャップが◎
里芋とみそ、チーズの印象が強いので、ツナ、長ねぎはあまり目立たない感じですが相性はバッチリ。
みそ&チーズ、発酵食品同士の組み合わせ♡
みそ&チーズ、わが家ではあまり組み合わせたことのない味付けでしたが、ご飯にもおつまみにも合いますね。
単体で使うよりも、両者を組み合わせたことで、一気に味に深みが出た気がします♡
調べてみたら、みそもチーズも発酵食品。発酵や熟成の過程で、”旨味”成分であるグルタミン酸が増えるのだとか。
科学的にも、旨味マシマシの組み合わせなんですね。
ただ、夫は若干クセのある味に感じたようです。きのこが入っているような、独特な味を感じるとか。
わたしは言われるまで気が付かず、この味が発酵食品独特のものなのか、里芋のアクからきたのか分からないのですが…。
里芋の下処理や加熱などをもう少ししっかりすれば、クセも和らいだのかもと思います。
里芋の細切りで、新たな魅力を発見⁉
見た目は、じゃがいものようにも、ごぼうのようにも見える里芋の細切り。
娘は、里芋だと伝えるまでは「今日のじゃがいも、何か味が違うな~」と思って食べていたそうです(笑)。
最初は心配していた細切りですが、作業は多少ヌメリは感じたものの、それほど大変ではありませんでした。
わたしは初めての切り方だったのですが、他の農家さんのレシピでも、同じような切り方を見かけたので、産地ならではの食べ方なのかもしれません。
野菜は切り方や調理法で、まったく違う表情を見せてくれるので奥深いですよね。
みなさんも里芋を細切りにして、新たなシャキッと食感を体験してみてはいかがでしょうか。
★今回のレシピは、神奈川県JA相模原市「母ちゃんs kitchen」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-sagamiharashi.or.jp/archives/3031
配信: あたらしい日日
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