今年も残すところあとわずか…おせちのことを考える季節になってきましたね。おせちの中でも手軽な”紅白なます”は、自宅で手作りする方も多いのでは?そこで今回、静岡県の農家から教わったのは一風変わったレシピ。その名も「蒲原風なます」。静岡市清水区の蒲原地域で作られている、みそと豆腐を使って甘めに味付けしたなますなんですって!コレ、酸っぱい味付けが苦手な人でもイケるらしい…ってことで作ってみました♪
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甘い味付けの地域で生まれた「蒲原風なます」
静岡県清水市の蒲原地域は、すし飯や煮物などの「甘みが強い」ことが特徴なんだそう。
今回の「蒲原風なます」は、清水区内でもこの地域でしか作られていないんですって!
参考:『しみずの風』2022年4月号
材料(4人分)
大根…上部5cm(150g)
にんじん…1/4本
木綿豆腐…80g
塩…適量
白いりゴマ…大さじ1
[A]
みそ…小さじ1
砂糖…50g
酢…小さじ2
作り方
1.大根とにんじんは千切りにし、ボウルに入れて塩をふってよく揉む。10分ほど置きしんなりしたら、固く絞って水気を切る。
水気が残らないよう、しっかりギュッとして!
2.木綿豆腐は適当な大きさにきり、沸騰した湯に入れ、5分ほど茹でる。ザルに上げて粗熱が取れたら、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
こうする事で、余分な水分が抜けて味が染みやすくなります。
水分はしっかりと拭き取ってくださいね!
3.すり鉢で白ゴマをすり潰し、[A]を加えてよく混ぜる。
ゴマの香ばしい匂いがしてくるまですり潰しましょう。
調味料を加えて、ペースト状になったらOKです。
4.3に2の豆腐を入れ、軽く混ぜる。
5.4に1の大根と人参を加え、よく和えたら完成。
お皿に盛り付けて完成!見た目はいつもの紅白なますとそんなに変わりませんね。
いただきまーす!
お!なますだと思って食べたら、酸味より先に甘みが口の中に広がって食べやすい!
普段の紅白なますには入れない木綿豆腐のまろやかさが食材をまとめてくれて、やさしいお味です。
これはお酢の酸っぱさが苦手な子どもでも、デザート感覚で食べられる気がします。地域の小学校ではこのなますが給食に登場するそうです♪
コリコリとした食感が楽しく、つい箸が伸びてしまう一品です。
お正月には柚子の皮を刻んで入れてもよさそう!
蒲原地方の伝統料理「蒲原風なます」。みなさんもぜひ、お正月に作ってみてくださいね!
★今回のレシピは、静岡県JAしみず「今日の一品 おいしいレシピ27 秋・冬号」からのご提供でした。
配信: あたらしい日日
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