おせち料理以外のお正月料理
おせち料理の他に出す料理、どんなものがいいのか迷われる方もいるかもしれません。おせち料理に見劣りするものだと、なんとなくさみしい感じがするし、同じくらいの見栄えの料理を出したいと考え出すと、なかなかメニューも決まらず悩みますよね。
そんなときにおすすめなのが、色味のある華やかな食材を使って目から楽しめる料理を作ったり、見栄えのする器に盛り付けたりすると一気にハレの日の印象になります。
また、縁起のいいとされる食材を使って、新年を祝うのもおすすめです。
縁起がいい食材
・鯛:めでたいに通じるところから、お祝いごとに使われる食材
・鰤:成長していく過程で呼び名が変わるので、出世魚の代表とされる食材
・あわび:身が長く伸びることから、長生きできるようにとの意味が込められることのある食材
・海老:曲がった腰と長い髭から長寿の象徴とされる食材
・蟹:むかし、霊的な意味を持つ動物としてたたえられていた食材
・はまぐり:貝殻が対になっていなければならないことから、夫婦円満の象徴とされる食材
お正月料理レシピ13選
それでは、おせち料理以外のお正月料理にはどんなものがあるのか、レシピと一緒におすすめのものを13選ご紹介していきます。お正月の家族団らん、楽しい食卓のお料理計画を立てましょう。
【お雑煮レシピ】茅乃舎だしを使ったお雑煮
茅乃舎だしをご存知ですか。茅乃舎だしを使うだけで、いつもの料理がレベルアップした感じがするので便利ですよ。自分で作る出汁もいいですが、お正月に特別なお出汁で作ってみるのもおすすめですよ。
2人分の材料
・だし汁:600ml (水から茅乃舎だしティーバック1袋を入れ,沸騰後1~2分間煮出して取り出す)
・餅:4個
・にんじん:50g
・大根:50g
・小松菜:50g
・薄口しょうゆ:小さじ2
作り方
1.小松菜は塩を加えた湯で茹でて、細かく切っておきます。大根、にんじんは皮をむき、イチョウ切りにします。
2.鍋に水、茅乃舎だしのティーバックを入れ、だしを取り、だしが十分取れたら茅乃舎だしのティーバックを取り出し、大根、にんじんを入れます。具材がやわらかくなったら、しょうゆで調味します。餅はあらかじめ焼いておき、器に入れ、そのあと汁をかけ、別ゆでした小松菜をのせればできあがりです。
【お雑煮レシピ】九州風お雑煮
お雑煮の味付けは、地域によってさまざまですよね。中に入れる具材もさまざまでびっくりすることもありますよね。いつものお雑煮を食べた後に、ほかの地域のお雑煮も調べて作ってみるのも面白いかもしれませんね。その地域のことも知れて、家族の会話も弾むこと間違いなしですよ。
2人分の材料
・餅:2個
・かつお菜:適量
・干し椎茸:2個
・かまぼこ:4切れ
・だし汁:400cc
・薄口醤油:小さじ2
・酒:小さじ1
・塩:少々
作り方
1.かつお菜は、塩茹でしざく切りにしておきます。干し椎茸は、ぬるま湯で戻し、細切りにしておきます。
2.鍋にだし汁、薄口醤油、酒、塩を入れ火にかけ、沸騰したら、かつお菜、干し椎茸、かまぼこ、餅を入れます。弱火で煮て、餅が柔らかくなったらできあがりです。
【米飯レシピ】さわやかすだちのさっぱりちらし寿司
曽布川優子さんのローマのおいしい生活in東京で紹介されているレシピです。見た目にも華やかでとてもおいしそうなちらし寿司ですよね。お正月には目で楽しめる料理というのも大事なポイントなので、ちらし寿司はもってこいのメニューですね。みんなでわいわい取り分けて食べるとよりいっそう楽しい時間が過ごせそうですね。
材料
・米:3合
・すだちの皮:1個分
・昆布:7×8
・すし酢:すだちの絞り汁大さじ4(7個分)、米酢大さじ1、三温糖大さじ3、塩:小さじ2
・きゅうり:1本
・みょうが:2個
・梅酢漬けらっきょう:10個
・長いも:60g
・白ごま:大さじ2
・大葉:10枚
・醤油:大さじ1
・塩:少々
・マグロの赤身:200g
・サーモンの刺身:90g
・イカの刺身:100g
・たくあん:30g
・醤油:大さじ2
・酒:小さじ2
・わさび:少々
・いくら:大さじ1
・輪切りのすだち:1個分
・すだちの皮のすりおろし:少々
作り方
1.米に昆布とすだちの皮を入れ炊きあげます。すだちの絞り汁、米酢、砂糖、塩を混ぜ合わせ、すし酢を作ります。
2.きゅうり、みょうがは塩をふって軽くもみ、長いもは1cm角に切って醤油をまぶし、大葉はせん切りにすておきます。マグロとイカ、サーモンは角切りにし、醤油大さじ2、酒小さじ2、わさび少々を混ぜ合わせたものを入れてヅケにしておきます。たくあんは同じように角切りにします。
3.炊きたてのご飯を寿司桶にいれ、すし酢、切った野菜と薄切りのらっきょう、白ごまを加え、切るように混ぜ合わせます。器に盛り付け、マグロ、イカ、サーモン、たくあんをのせ、いくら、輪切りのすだち、すだちの皮のすりおろしをふりできあがりです。
【米飯レシピ】めずらしいりんごのちらし寿司
こちらは、めずらしいリンゴを使ったちらし寿司です。リンゴはサラダに使われることもありますよね。果物と料理を合わせたものが苦手な方もいますが、子どもは好きな子が多いですよね。さっぱりと食べられるようになり、意外なおいしさにはまってしまう方もいるかもしれませんよ。
2人分の材料
・ご飯:1合
・酢(りんご酢でも):大さじ2
・砂糖:大さじ1.5
・塩:小 さじ1/2
・にんじんのみじん切り:大さじ3
・めんつゆ:小さじ1/4
・ 水:1/2カップ
・りんごのみじん切り:大さじ3
作り方
1.にんじんとりんごを5mm角のみじん切りにします。
2.小さい鍋に水とめんつゆを加え、にんじんを5分煮て汁気を切ります。酢、砂糖、塩の寿司酢の材料を混ぜ合わせ、りんごのみじん切りを混ぜいれます。
3.温かいご飯に汁気を切ったにんじんとりんごを寿司酢ごと加え、粘りが出ないようにさっくり混ぜ合わせます。
4.お好みで錦糸卵や彩りの三つ葉やいんげんの千切りなどをトッピングするときれいです。
【米飯レシピ】さばの混ぜご飯
いくらがのったお正月らしい混ぜご飯です。お魚が苦手なお子さんでも、混ぜご飯にすると食べられたという子もいるのでは。大人も子どもも楽しめる混ぜご飯を作ってみてはいかがでしょうか。おじいちゃんおばあちゃんも食べやすく、喜んでくれそうですね。
材料
・塩さば:1匹分
・レンコン:100g
・油揚げ:2枚
・こんにゃく:1/2枚分
・にんじん:小1本
・干し椎茸:5枚分くらい
・かまぼこ:1/2枚分
・高野豆腐:1枚
・お米:4合
・切りだし昆布:1枚
・椎茸の戻し汁+水:4合分
・砂糖:大さじ3くらい
・しょう油 :大さじ3くらい
・塩:小さじ1/2くらい
・酒(または、ショウガの絞り汁) :大さじ1くらい
・お酢:大さじ3くらい
作り方
1.さばを焼き、干し椎茸、高野豆腐を水で戻しておきます。油揚げは湯通しし、こんにゃくも茹でておきます。レンコンを水に放しておき、それらと、にんじん、かまぼこを細かく切っておきます。焼いたさばをキッチンペーパーをしいたバットなどに、置き、冷めたら、ほぐしておきます。焼いたさばを入れるときには、皮の部分や焦げ目はなるべく取り除いてください。
2.ご飯を研いで、切りだし昆布を入れたら、椎茸の戻し汁、水、砂糖大さじ3、しょう油大さじ3、塩小さじ1/2、酒大さじ1を入れ、よく混ぜてから、具を入れて炊きます。
3.炊きあがったら、お酢をいれて、よく混ぜます。お茶碗によそい、いくらを乗せて、できあがりです。
【米飯レシピ】炊飯器でできる鯛めし
鯛めしはおめでたい日に食べるものというイメージを持つ方もいるでしょう。でも、自宅で作るのは難しいと思ってる方もいるかもしれませんね。こちらでご紹介する鯛めしレシピは、お家の炊飯器で簡単にできてしまうんです。作ったことのない方も簡単なのでおすすめですよ。
材料
・米:2合
・鯛の切り身:2~3切れ
・塩:少々
・塩、しょうゆ:各小さじ1ぐらい
・酒:大さじ1ぐらい
・あれば昆布:5~6cmぐらい
作り方
1.お米はといで炊飯器にいれ、2合のメモリまで水を張り、塩、しょうゆ各小さじ1、酒大さじ1を加えます。あればこのとき昆布ものせます。鯛はウロコがあればとり、両面に塩をふって魚焼きグリルかフライパンで両面こんがり焼き、焦げ目をつけて炊飯器にいれ、炊きます。
2.炊けたら鯛を取り出して、骨をとり、戻してざっくりほぐしながら混ぜあわせます。最後にゴマ油をたらしてもおいしいです。ワサビを乗せてお茶を注ぐと、おいしいワサビ茶漬けにもなります。
【米飯レシピ】土鍋で炊く旨味しっかりなシンプル鯛めし
土鍋を持っている方は、土鍋で作るこちらのレシピはいかがでしょうか。土鍋に入っているだけで、一気にハレの日感が増しますよね。土鍋でそのまま食卓にも出せるので、便利ですよね。親戚が集まる予定の日に作って出せば、みんなが喜んでくれますね。
4~5人分の材料
・お米:3合
・鯛:半身
・塩:1振り
・昆布:5cm2枚
・水:580cc
・味醂:大さじ1と1/2
・酒:大さじ1と1/2
・薄口醤油:大さじ1と1/2
作り方
1.水に昆布を漬けておき、お米は研いで20分以上ざるにあげてよく水気を切っておきます。
2.鯛をきれいに洗って、できるだけ鱗も丁寧にはぎ取り、塩を適当にふって、グリルで5~10分くらい表面に焦げ目がつくくらいまで焼きます。
3.土鍋にお米と調味料を注ぎ入れ、昆布を敷いて鯛を置き、蓋をして強火にかけます。沸騰したら弱火で10分炊き、10分蒸らします。できたらそのまま食卓に出し、鯛はお皿にとって骨を取り除き、身だけを加えて混ぜ合わせてできあがりです。お好みで木の芽など添えてもきれいです。
【米飯レシピ】華やか玄米パエリア
日本の料理でないですが、華やかさとおいしさでは抜群のパエリアはいかがでしょうか。縁起のいいエビがのって華やかですよね。難しそうに見えますが、意外と簡単にできて食べごたえがあるのでおすすめですよ。家族みんなでわいわいとりわけて、楽しく食べたいですね。
3~4人分の材料
・玄米:2合
・茅乃舎野菜だし:1袋(なければコンソメスープの素1個)
・水:600cc
・オリーブオイル:大さじ2
・にんにく:1個
・玉ねぎ:1/2個
・パプリカ:赤1/2個
・パプリカオレンジ:1/2個
・ レモン:1/4個
・サフラン:小さじ1/3
・エビ:4匹
・あさり:100g
・ベーコン:30g
・塩:ふたつまみ
作り方
1.玄米は洗ってざるにあげておきます。鍋に水、茅乃舎野菜だし、エビ、砂抜きをしたあさり、1cmくらいに切ったベーコンを入れて出汁をとっておきます。
2.にんにく、玉ねぎはみじん切りにし、パプリカ、レモンはくし切りにしておきます。フライパンに、オリーブオイルを入れて火をつけ、にんにくを入れて炒めます。香りがしてきたら玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。
3.玄米を加え、オイルが絡まる程度まで炒めたら、スープをごはんが浸るくらいに入れます。サフラン、塩を入れてスープが減ってきたらまたスープを入れます。これを3回くらい40分~50分かけてじっくりと繰り返します。
4.水分がなくなったら、出汁をとったエビ、あさり、ベーコンを並べ盛り付け、アルミホイルで蓋をして、一瞬火を強めてすぐに消します。そのまま10~15分蒸らしてできあがりです。
【米飯レシピ】1日分の野菜ジュースでフライパンパエリア
市販の野菜ジュースを使って作るパエリアです。パエリアは好きな具材を使って作れて便利ですよね。具材もたくさん入るので、見た目も華やかに、栄養もたっぷりでうれしいですね。おじいちゃん、おばあちゃんは初めて食べる方もいるかもしれませんが、気にってくれるといいですよね。
4人分の材料
・米:2合
・玉ねぎ:1/2個
・にんにく:1かけ
・赤パプリカ:1/2個
・えび(殻つき):8尾
・あさり:200g
・熱湯:300ml
・伊藤園1日分の野菜:200ml
・酒(または白ワイン):大さじ2
・チキンコンソメ:キューブ:1個
・塩:小さじ1/4
・オリーブオイル:適量
・イタリアンパセリ:適量
作り方
1.あさりは砂抜きしておき、にんにく、玉ねぎはみじん切りにします。えびは殻ごとよく洗い、背ワタがあれば取り、足の部分を切り除きます。赤パプリカを適当な大きさに切ります。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、パプリカとえびを入れて炒め、塩少々(分量外)をふって取り出しておきます。フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒め、香りがたったら玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎがしんなりしたら、米を洗わずに加え、米が透き通るまで炒めます。
3.熱湯、野菜ジュース、酒と砕いたチキンコンソメ、塩を加え、中弱火で3分くらいフツフツとなるまで煮ます。ときどきヘラでかき混ぜてください。一旦火を止め、あさり、えび、パプリカを並べます。
4.蓋をして弱火で17~20分煮た後、蓋をあけて1~2分強火にかけ、火を止めて蓋をし、10分蒸らしてできあがりです。
【米飯レシピ】ルクエスチームケースで作るパエリア
ルクエスチームと電子レンジで作る、お手軽パエリアです。ルクエスチームケースは電子レンジ料理が簡単にすぐできるので、持っている方もいるのではないでしょうか。こちらでご紹介するパエリアレシピも電子レンジでできてしまいます。はじめての方もチャレンジしやすいですよ。
2人分の材料
・米:1合
・にんにく:1かけ
・オリーブオイル:大さじ1
・水:150cc
・サフラン:ひとつまみ
・コンソメ:小さじ1
・塩:適量
・むきえび:5~6尾
・酒:少々
・パプリカ(赤・黄):各1/4個
・あらびきブラックペッパー:適量
作り方
1.米は洗って30分~1時間ほど水につけ、ザルに上げて水気を切っておき、水にサフランを加えておきます。にんにくはみじん切りにし、パプリカは1cm各に切り、むきえびは酒を振っておきます。
2.スチームケースににんにくとオリーブオイルを入れて500wのレンジで2分加熱します。米とサフラン水、コンソメ、塩を加えて全体を混ぜ、500wのレンジで5分加熱します。
3.全体をよく混ぜ、パプリカ、むきえびを散らしてブラックペッパーを振り、500wのレンジで3分加熱し、ひと混ぜして暫く蒸らしてできあがりです。
【鍋レシピ】シンプルカニ鍋
好きな具材とカニを入れて簡単カニ鍋などいかがでしょうか。ママも年末年始でお疲れだと鍋料理は、簡単にできてうれしいですよね。カニが入ると一気に華やかに、お正月気分になりますね。家族の好きな具材をたっぷり入れて、みんなであたたまりましょう。
3人分の材料
・ボイル蟹:1kg
・木綿豆腐(ひと口大):1丁
・長ネギ(斜め切り):2本
・菜の花:1束
・油揚げ:2枚
・水:1000ml
・昆布:10×5cm
作り方
1.水に昆布を入れ半日~1日おいておきます。
2.材料を入れ、沸騰したら昆布を取り出して弱火で煮込んでできあがりです。ぽん酢や柚子胡椒で頂きます。
【鍋レシピ】自家製お出汁で作るカニ鍋
鍋料理に市販の出汁を使うという方もいますよね。いろいろな味がありますしとても便利です。ただ、もしスーパーで買わなくても自分で出汁が作れたら、節約にもなりますしうれしいですよね。
お家で鍋の出汁を作るのは意外と簡単にできるので、こちらのレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか。具材は何でも合いますよ。
4~6人分の材料
・水:700cc
・料理酒:300cc
・昆布:5×5cmくらい1枚
・鰹節(または市販の鰹出しパック):20g
・お好みの具材:白菜、ニンジン、木綿豆腐、しめじ、エノキ、牡蠣、カニなど
作り方
1.鰹節はお茶パックなどに入れて使用します。全ての材料を鍋に入れ、火にかけます。沸騰したら、火を止め昆布と鰹節を取り除きます。
2.鍋に使う時は、この基本のお出汁に500ccほど水を加えて使います。鍋で材料に火が通るころ、素材のお出汁と合わさってとても美味しくなります。
【鍋レシピ】甘エビの頭と殻のお出汁で作るカニ鍋
お刺身や料理で甘エビを使ったら、頭と殻をとっておきましょう。良いお出汁がとれますよ。カニが入る鍋なので、甘エビの魚介エキスが、相性ピッタリです。ひと手間加えるとぐんと味が深まるのがわかる鍋レシピですよ。さっぱりとぽん酢ともみじおろしでいただきましょう。
4人分の材料
・甘エビの頭と殻:30尾分
・水:2リットル
・和風だしの素:小さじ2
・タラバガニ:好きなだけ
・白菜(食べやすい大きさ):1/4
・しめじ(子房に分ける):1パック(100g)
・長ネギ(斜め切り):1本
・カニカマ(2種類):各1パック
・ぽん酢:好きなだけ
・もみじおろし:好きなだけ
作り方
1.甘エビの頭と殻はトースターでこんがり焼き(6~8分くらい)冷ましておきます。
2.鍋に水と1を入れて沸騰させ、弱火で30~45分煮込みます。ザルにキッチンペーパーをのせてこし、土鍋に移します。
3.具材を入れて煮込み、ぽん酢ともみじおろしでいただきます。
配信: ママリ