NHK『あさイチ』で福岡・博多の屋台の味「レタス巻き串」を紹介していました。なんでも博多では野菜巻き串が人気で、なかでもレタス巻き串はナンバーワンなのだとか。画像を見ておわかりのように、レタスを豚肉で巻くスタイルの串ですが、葉物野菜を巻くのは意外と難しそう。番組には「巻き師」と呼ばれる野菜巻きのプロが登場し、そのワザを披露していましたよ。わたしもそれを真似れば出来る…かも⁉実際に試してみましたよ~。
【爆速3分】納豆をレタスで巻くの⁉茹でてシャキシャキ「納豆レタスロール」に挑戦♪酢と醤油と砂糖で味付け♡
博多の屋台で人気の「野菜巻き串」とは?
福岡・博多の屋台や焼鳥店では、昔から変わり種として豚肉で野菜を巻いた「野菜巻き串」を出すお店があったそうです。それがここ数年で、ヘルシーかつ見た目も美しく”映える”ということも手伝ってブームとなり、野菜巻き串が名物のお店も出てきたんですって。そんな野菜巻き串ブームは、東京にも到来しているとか。
本日は、数ある野菜巻き串の中で、博多の屋台で絶大な人気を誇る、”野菜巻き串界”の人気ナンバーワン「レタス巻き串」を作ります。
博多の屋台で絶大な人気!材料2つ「レタス巻き串」の材料と作り方
今回は量を半分にして、2人分作ります。
【材料】4人分
豚バラ薄切り肉…300g
レタス…1/2個
塩…適量
材料は豚バラ肉とレタスのみ。味付けも塩だけとTHEシンプル。こういうシンプルなものほどおいしかったりするんですよね。
【作り方】
1.まな板にラップを敷き、その上に豚バラ肉を半分ずつ重ねながら横に並べます。
豚肉を重ねながら置くことで一体化し、巻きやすくなるそうです。
2.1の手前にレタスをのせ、レタス部分に空洞が出来ないよう、しっかりとキツく巻きます。
ココ!実際にやってみて、この工程がポイントだと思いました。
今回は豚肉の上に適当にちぎったレタスをのせて巻きましたが、ハリのあるパリパリのレタスはけっこう巻きづらく、キツめにギュッと巻いたつもりでも、切ってみると中が空洞になっている部分がありました。
豚肉で巻く前に、重ねたレタスだけでクルッと巻いて、レタスの”パリパリ”を少し弱くしてから豚肉で巻くと、ギュッと巻けるかなと思いました。
3.2を冷蔵庫で冷やします。脂が固まり、切りやすくなるとのこと。
4.3の巻いた豚肉とレタスを4~5cmほどの幅で切ります。
切ってみるとレタス部分に空洞のあるものもあったので、それは豚肉を少し緩めて、再びギュッと巻き直しました。
5.爪楊枝を4に1本ずつ刺します。肉のつなぎ目に刺すと崩れにくいとのこと。
6.5に塩を振ってフライパンに置き、全体に火が通るよう、3分ほど焼きます。火加減は言っていなかったので、中火に。ちなみに今回は岩塩を使用。
3分では豚肉に火があまり通らなかったので、5分ほど焼くことに。
7.6に水(分量外)を適量加えてフタをし、1分蒸し焼きにしたら出来上がり。水は、大さじ2くらい入れました。
調理時間は10分。レタスを豚肉で巻いたのは初めてだったので、コツがわからず、あまりうまく出来ませんでした。
やはり先にもお伝えしたように、豚肉で巻く前にレタスだけで巻いて、レタスの”パリパリ”を少し弱めることがポイントかと。空洞が出来ないよう、ギュッと巻けるのではないかと思います。
レタスの瑞々しくて甘い、とってもいい香りがしています。おいしそう。
では、いただきます!
うわっ、おいしい。ひと口噛むと旨味たっぷりの肉汁と甘味たっぷりのレタスの水分がジュワッと溢れ出します。こんがり焼けた部分もカリッとしておいしいし、旨味にもなっています。
パラリとかけたわずかな塩が、豚肉とレタス、それぞれの甘味と旨味を存分に引き出してくれています。レタスと豚肉のおいしさをしっかり感じられる一品。シンプルイズベストな極上のおいしさです。
大量に作って大皿に盛り付けると、華やかになりそう。ミニトマトやほうれん草、エリンギなどを巻いたものを加えると、さらに華やかになって、年末年始の一皿にもなりそうです。
博多の屋台で絶大な人気を誇るという「レタス巻き串」は、豚肉とレタスのおいしさが溢れる一品でした。作ってみてはいかがでしょう。
<参考文献>
WEB
『RETRIP〜話題の博多グルメを東京都内で!ボリューム満点な「野菜巻き串」がアツい〜』
https://rtrp.jp/articles/75629/
『RKBオンライン〜野菜×豚肉の旨味が凝縮する「野菜巻き串」ブームは、この店から始まった⁉︎〜』
https://rkb.jp/contents/202306/168655/
配信: あたらしい日日
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