乳酸菌たっぷり!シュークルートの基本的な作り方
シュークルートとは、フランス・アルザス地方の郷土料理として親しまれているキャベツの塩漬けのこと。日本よりも寒い地域が多いと言われているヨーロッパでは長期間保存可能な酢漬けによって冬の間の野菜不足を補っているそうです。
シュークルートに含まれる「植物性乳酸菌」は胃酸や胆汁酸などの厳しい環境にも強く、生きたまま腸に届けることができるんだとか。
植物性乳酸菌には悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす働きがあります。善玉菌が増えることで腸内環境が整えられ便秘をスムーズに改善し、免疫力を高める効果も期待できます。
〜シュークルートの基本的な作り方〜
<材料>
・キャベツ 300g
・塩 6g
・鷹の爪 1本
・粒胡椒 5粒
・キャラウェイシード 適量
・ローリエ 1枚
<作り方>
1. キャベツは芯を取り除き、千切りにします。
2. ボウルにキャベツと塩を馴染ませ30分ほど放置しましょう。
3. 保存用の瓶に2を出てきた汁ごと入れ、粒胡椒・ローリエ・キャラウェイシードと一緒に詰め合わせます。
4. 常温保存で4〜5日ほど(春や夏は2〜3日が目安)置き、色が黄色っぽくなり酸味が出たら完成です。
シュークルートのアレンジレシピ 〜ジャーマンポテトサラダ〜
シュークルートはそのまま食べる以外にもパスタやポテトサラダなどのメニューに応用することが可能です。
〜ジャーマンポテトサラダの作り方〜
<材料>
・じゃがいも 2個
・シュークルート 100g
・ベーコン 2枚
・オリーブオイル 小さじ1
<調味料>
・マヨネーズ 大さじ2
・塩、ブラックペッパー 適量
・粒マスタード 小さじ2
<作り方>
1. ベーコンは短冊切りにします。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、1のベーコンを加えこんがりと焼き色がつくまで炒めます。
3. じゃがいもは皮付きのままラップに包み、竹串がスッと通る硬さになるまで約6分間電子レンジで加熱します。
4. 3のじゃがいもの皮をむき、熱いうちに粗めに潰していきます。
5. 4のじゃがいもに2のベーコンとシュークルート、すべての調味料を加えて混ぜ合わせます。
いかがでしたか?シュークルートは意外と簡単に作れますので普段から便秘に悩まされている女性は是非参考にしてみてくださいね。