思い立ったら作れる!レシピ考案者思い出の学生ピザ「なんちゃってピッツア」に挑戦♪テキトーでも完成します

思い立ったら作れる!レシピ考案者思い出の学生ピザ「なんちゃってピッツア」に挑戦♪テキトーでも完成します

わたしにとってピザって、いつも突然食べたくなるものなんですよねぇ。だから、家にある材料でパッと作れたらいいのに…って思います。それは人気の料理系YouTuber、くまの限界食堂さんも同じよう。自身の動画で、学生時代に節約レシピとして考案した「材料3つのなんちゃってピッツア」を紹介していました。材料は薄力粉、トマト、ピザ用チーズの3つ。通常、ピザ生地には強力粉を使いますが、薄力粉でも、工夫すれば短時間でおいしいピザになるんですって。その工夫とは?

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くまの限界食堂さんのX(旧Twitter)がこちら!


とろ~っとこぼれるチーズがおいしそう!「材料3つのなんちゃってピッツア」は、生地作りから10分で完成できるという驚きのレシピのようです。

ちなみに、レシピ考案者であるくまの限界食堂さんは、人気料理系YouTuberのひとり。登録者数115万人の料理チャンネル『くまの限界食堂』を運営しています。筆者はこれまで『くまの限界食堂』で見つけたレシピを数々作りましたが、簡単においしく作れるものばかりなので、毎日の献立の参考にしています。

「材料3つのなんちゃってピッツア」は、くまの限界食堂さんが学生時代に考案した思い出のレシピとのこと。ふと、ピザを食べたくなった時、家にある材料で作れるようにと考案したそうですよ。

簡単に作れるようなので、お昼ご飯に作ってみます♪

薄力粉をよく混ぜるのがポイントの「材料3つのなんちゃってピッツア」

【材料】(1枚分)
薄力粉…大さじ5
塩…ひとつまみ
水…100ml
トマト(大)…1個
ピザ用チーズ…適量 ※今回は35g使用。
乾燥バジル…適量 ※なくても可。お好きなハーブやスパイスで可。
黒こしょう…適量 ※なくても可。
オリーブオイル…適量

1.ボウルに薄力粉と塩を入れて軽く混ぜ、水を加えてよく混ぜます。

「材料3つのなんちゃってピッツア」の最大のポイントが、生地作り。一般的にピザ生地には粘り気が出る強力粉を使いますが、このピザ生地は粘り気が少ない薄力粉を使うため、グルグルと混ぜて粘り気を出す必要があります。

泡立て器で3分ほど混ぜましたが、スプーンですくってみると、とろ~っと流れる状態。生クリームに例えると5分立てくらいにしかなりませんでした。動画ではもう少し粘り気が出ていたような気がするのですが、今回はこの生地で作ってみます。

2.トマトを約1cm厚さの輪切りにします。

トマトは焼いて、ピザソースの代わりにします。

3.オリーブオイルを引いたフライパンを弱火で温め、生地を流して薄く広げます。底面が焼けたらひっくり返して、両面を焼きます。

動画では弱火で焼いていましたが、IHの弱火だとなかなか火が通らないので、今回は中火にしました。4分ほどで表面全体が乾いたような状態に。

フライ返しでひっくり返そうとしましたが、生地がねちっとしていてフライ返しにひっついてしまう…。なので大皿をかぶせてフライパンごとひっくり返し、お皿にのった生地をフライパンへとスライドさせて、生地をひっくり返しました。

生地をスライドさせる時に端が少し破れてしまいました。生地がふにゃっとやわらかいので、ひっくり返すのが難しい!反対側も4分ほど焼いて、お皿に取り出しておきました。

4.中火で熱したフライパンでトマトを焼き、底面に火が通ったら中央に寄せます。その上に3で焼いた生地を乗せ、フタをして1分ほど焼きます。

熱したフライパンに輪切りトマトを並べ、水分がなくなる程度に2分ほど焼きました。

トマトの上に焼いた生地を乗せ、フタをして1分ほど蒸し焼きにします。

5.ひっくり返したら一旦火を消し、生地の上のトマトを広げてバジルと黒こしょうを振ってチーズを乗せます。フライパンにフタをして、弱めの中火でチーズが溶けるまで加熱します。

ここでも、お皿をかぶせてフライパンごとひっくり返しました。ピザをお皿にのせたら、フライパンに焼けたトマトのかけらがこびりついていたので、フライパンを軽く洗っておきました。

フライパンに軽くオリーブオイルを引いてからピザを戻し、焼けたトマトを崩してソース代わりにします。

崩したトマトの上に乾燥バジルと黒こしょうを振って、ピザ用チーズを乗せたら弱めの中火に点火!フライパンにフタをして、チーズが溶けるまで5分ほど待ちました。今回は約20分かかりましたが、おいしそうに完成しました!

生地がとろっとやわらかいけど…味はフレッシュトマトのピザそのもの!

くまの限界食堂さんが学生時代に考案したという「材料3つのなんちゃってピッツア」がこちら。見た目はトマトソースとチーズのシンプルなピザそっくりに作れました♪

カットすると、焼いたトマトもとけたチーズもとろっとろ。焼きたてピザそのものといった感じです♪

手づかみしてみると、あぁ具がこぼれる。トマトもチーズもとろっとろだからというのもあるのですが、ピザ生地がとてもやわらかい!本家のピザのようなカリッとした感じがまったくなく、お餅を伸ばしたようなやわらかさ。

食べてみると、味はトマトの甘味が濃厚なトマトとチーズのピザそのものですが、生地がうどんのようなもっちり系。「なんちゃって」と名前に付いているのが、よく分かります。

でも、家にある材料でここまでのレベルに作れるのは、すごい!本家のピザ生地のようなカリッと香ばしい生地を求めなければ、おいしいピザを食べた!という満足感を得られますよ。

強力粉がなくても工夫すれば薄力粉でピザを短時間で作れる!

YouTubeの料理チャンネル『くまの限界食堂』で見つけた「材料3つのなんちゃってピッツア」は、くまの限界食堂さんの知恵と工夫が詰まった、技アリレシピだと痛感しました。

ピザ生地って、普通は強力粉に塩と水を混ぜて捏ね、粘り気のある生地を作ってから発酵させますよね。けれど、このレシピは、家にある材料でパパッと作れるピザ。常備している粘り気の少ない薄力粉を、かなり混ぜて粘り気を出すという工夫が見られました。

そのため、根気よく生地を混ぜる必要があり、さら~っとした水っぽい生地だと薄くなりすぎて、ひっくり返したり上に具をのせたりするのが難しいだろうなと感じました。

シンプルな材料で作れますが、生地作りがやや難しい印象でした。強力粉を常備しているなら、薄力粉と強力粉を半量ずつ混ぜると、生地に粘り気が出て、作りやすくなりそうな気がします。

ちょっとテクニックがいるレシピですが、味は濃厚なトマトととけるチーズの旨味を楽しめること請け合いです♪気になる方はぜひ挑戦してみてくださいね!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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