【赤じゃがいもの食べ方】ねっとり濃厚なアンデスレッドで「ポテサラ2種」作ってみた!甘味強っ♡【農家直伝】

【赤じゃがいもの食べ方】ねっとり濃厚なアンデスレッドで「ポテサラ2種」作ってみた!甘味強っ♡【農家直伝】

こんにちは!東京都八王子市・中西ファームの管理栄養士ファーマー・荒井です。冬はじゃがいもがおいしい季節。中西ファームで今年おすすめしたい品種は『アンデスレッド』です。風味豊かで旨味がしっかり感じられるじゃがいもなんです!皮が薄くてねっとりした食感なので、マッシュする料理にもぴったり。そこで今回は、ポテトサラダのレシピを洋風系とおつまみ系とで2種類紹介します。超簡単!なのにおもてなしや晩酌にもおすすめですよ♪


新顔じゃが『アンデスレッド』でじゃがバター作ってみた!最強お供の”塩辛”添えで…うわ~濃厚♡【農家直伝】

皮にも栄養たっぷり!アンデスレッド

アンデスレッドは水分が多いので煮物には向かないのですが、茹でたり揚げたりする料理との相性はバッチリ。
旨味と甘みが濃厚なので、フライドポテトやポテトサラダなどの定番料理もアンデスレッドを使うことで、一味違う仕上がりになるんです!

アンデスレッドの特徴でもある表皮の紫色は、ポリフェノールの一種・アントシアニンによるもの。
今回は皮を剥いて調理しましたが、栄養的には皮ごと食べるのがおすすめ!皮が薄いのでそのまま調理してもそんなに気にならないと思います。
お好みで皮あり・なしを選んでくださいね。

まずは洋風アレンジのポテトサラダからいってみましょう~

洋風だけど味の決め手はみそ!?「生ハムとアボカドのポテトサラダ」

材料(4人分)
アンデスレッド(中)…3個(約350~400g)
アボカド…1/2個
生ハム…5枚
みそ…小さじ1
マヨネーズ…大さじ3
ハーブソルトまたは塩…適量
粗びき黒こしょう…適量

作り方
1.  アンデスレッドをよく洗い、ラップに包んで1個につき600wのレンジで4~5分加熱する。

水分は拭き取らずに包みます。


竹串がスッと通ればOK。加熱すると黄みがより強くなります。

2.  1の皮を剥いてボウルに入れる。みそ、マヨネーズ、ハーブソルトを加え、熱いうちに潰しながら混ぜる。

皮を剥くときは火傷に注意してくださいね。

ポテサラにみそ!?と思うかもしれないですが、中西ファームの野菜を使ってくれている飲食店さんから教わった隠し味なんです!
少し入れるだけでもコクが増すんですよ~!

3.  粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切った生ハムとアボカドを加えて、軽く和える。


4.  仕上げに粗びき黒こしょうを振りかける。


いつものポテサラがちょっとプロっぽく変身。おしゃれな副菜ができちゃいました。

アンデスレッドのホクホクねっとりした食感がたまらない!じゃがいも本来の風味と甘味がしっかり感じられておいしい。
生ハムの塩気とアボカドのクリーミーさが相まって、一口の満足感が半端ないんですよね。粗びき黒こしょうもピリッとしたアクセントに。

隠し味のみそも食べる前はドキドキしていたのですが、食べてみたらその理由が分かりました。コクがプラスされるのにくどくなっていないんです。
よく考えたらみそって汁物や煮っころがしでじゃがいもと合わせるし、みそマヨネーズがあるくらいだから、相性もいいんでしょうね!

生ハムの代わりに焼いたベーコンを入れてもおいしいですよ。ぜひ試してみてください!

材料たった4つ!「ポテトサラダの塩辛のっけ」

材料(4人分)
アンデスレッド(中サイズ)…3個(約350~400g)
マヨネーズ…大さじ3
イカの塩辛…適量
粗びき黒こしょう…適量

作り方
1.  アンデスレッドをよく洗い、ラップに包み1個につき600wのレンジで4〜5分加熱する。

水分は拭き取らずに包みます。

竹串がスッと通ればOK。ここまでは先ほどと同じです。

2.  1の皮を剥いてボウルに入れる。マヨネーズを加え、熱いうちに潰しながら混ぜる。

3.  イカの塩辛と粗びき黒こしょうをトッピングしたら完成


なんともおつまみっぽい見た目!材料が4つだけとシンプルな分、アンデスレッドのおいしさをしっかり堪能できるポテサラに仕上がっています。
ホクホク感を味わうなら粗めに潰すのがおすすめ!アンデスレッド自体の旨味が強いので、シンプルな味付けでも濃厚なおいしさ。

クセが強い塩辛も、じゃがいもと合わせるとまろやかになって止まらないおいしさです。

おしゃれな皿に2種類盛り付ければ、あら不思議。ポテサラでも立派なおもてなし料理に大変身♪
暗めの色の皿(画像はスレートプレートです)を選ぶと、じゃがいもの色が映えるのでおすすめです。

みなさんもアンデスレッドが手に入ったらぜひ、作ってみてくださいね!

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点 じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目、中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。
詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。