寒くなると、身体を芯から温めてくれるスープが恋しくなりますよね。そんなときにぴったりのレシピを、神奈川県の農家に教えてもらいました。使うのは、なすとトマトといった定番野菜ですが、煮込む前に〇〇をすることで、煮汁がしみ込み、とろっとろの食感に仕上がるんだそう。「スープ風」というのは、具材が飲めるぐらい柔らか~くなることからのネーミングみたい。これは楽しみ♪さっそく作っていきますよ。
【農家直伝】白ねぎ3本とろけてトロットロ♪「濃厚ミルクスープ」作ってみた!アツアツ甘々でなめらか~♡
煮込む前にする〇〇とは、「炒める」こと!食材を油で炒めてから、だしや調味料を加えて煮る調理法で「炒め煮」というそう。
炒めることで食材の余分な水分が抜け、味がしみこみやすくなる上、旨味が凝縮されて、コクが出るとか。
それでは、作り方を詳しくみていきましょう。
「スープ風 なすとトマトの炒め煮」の材料と作り方はこちら
【材料】(4人分)
なす…2本
トマト…4〜6個
卵…2個
オリーブオイル(炒め用)…大さじ2
塩…小さじ1
こしょう…少々
オリーブオイル(仕上げ用)…小さじ1
トッピング用のチーズ、パセリ…各適量
【作り方】
1. なすは5mm厚さに切り、水にさらす。トマトは大きめに切り、卵は溶いておく。
2. フライパンにオリーブオイル(炒め用)を入れ、中火でなすを炒める。
しっかり焦げ目をつけることで香ばしさがアップ!
3. 焦げ目がついたら、トマト、塩、こしょうを入れて混ぜ、弱めの中火にしてフタをする。
4. 5分ほどしたら全体を混ぜ、トマトの皮を取り除く。
トマトから煮汁がたっぷり出てきたら、さらに塩(適量・分量外)でお好みの味に調整しましょう。
5. 4に卵を回しかけ、半熟になったら火を止め、仕上げ用のオリーブオイルを加える。
このときに、お好みでチーズをトッピングしても◎。
お皿に盛り付け、彩りよく刻んだパセリも散らしてみました。
ふわとろ食感がたまらない♡ご飯にかけてリゾット風にしても
スプーンですくうと、溶けたチーズがとろ〜ん。
トマトの煮汁がたっぷり出ていて、まさに「スープ風」。
いただきまーす!
噛む必要がないくらい、やわらかくとろけるような食感のなす。
よく染み込んだ煮汁がジュワーッと口の中に広がります。
これはあったまる〜!
フタをしてしっかり煮たことでトマトの甘さも引き立ち、ほどよい酸味があってちょうどいいバランス!
半熟に仕上げたふわふわ卵も、全体をまろやかにまとめています。
見事にそれぞれの具材が旨味を引き出し合っていて、期待以上の一品ができてうれしい〜。
うちの夫はとろとろふわふわ系の卵に目がないので、食卓に出した時の、テンション上がる姿が思い浮かびます(笑)。
ボリュームアップしたい時は、ツナや鶏肉を加えてもいいですね。
アツアツご飯の上にかけて、リゾット風にするのもおいしそ〜。
さぁ、冬本番。みなさんもぜひ作ってみてください!
★今回のレシピは、神奈川県JA相模原市の広報誌「Potato」R4年12月号「おいしい!相模原」からのご提供でした。
配信: あたらしい日日
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