シェフ三國の「さつまいものハッシュドポテト」は粒々お芋がカリッと新鮮!マスタードと出会って奇跡のお味♡

シェフ三國の「さつまいものハッシュドポテト」は粒々お芋がカリッと新鮮!マスタードと出会って奇跡のお味♡

さつまいもは料理にもお菓子にも使えて便利♪でも、レパートリーが意外と少なく、新しい一品に挑戦したくなりました。世界的なフレンチの巨匠・三國シェフのYouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』で「ハッシュドさつまいも」のレシピを見つけましたよ。ハッシュドポテトはよくありますが、じゃがいもではなく、さつまいもで作ると素朴な甘さが出ておいしいとか。ハニーマスタード添えで、新たなさつまいもの味わいに出会えそう♪

まさかのマリアージュ♡さつまいもがアサリの出汁と出会う「秋のクラムチャウダー」は旨くて甘くてコクも凄っ

細かく刻むのがポイント!「さつまいものハッシュドポテト」を作ってみた!

三國シェフは、まろやかで上品な辛さが特徴であるディジョンマスタードを使っていました。今回は入手出来なかったため、粒マスタードで代用し、ソースを作ってみます。

【材料】(作りやすい分量)
さつまいも…250~300g
塩…ふたつまみ
片栗粉…大さじ1
オリーブオイル…大さじ2
(ソース)
マスタード…15g ※今回は粒マスタードで代用
蜂蜜…10g

1.さつまいもをきれいに洗い、沸騰したお湯にさつまいもとひとつまみの塩(分量外)を加えて5分茹でます。

さつまいもを切りやすくするために、5分茹でます。

2.さつまいもをフードプロセッサーで細かくします。

動画内で三國シェフはフードプロセッサーを使っていましたが、筆者は持っていないので、今回は包丁でみじん切りに。下茹でしたさつまいもが熱かったので粗熱を取ってから切りましたが、下茹でしたことで外側がやわらかくなり、包丁でも切りやすかったです。

3.ボウルにさつまいも、塩、片栗粉を入れ、片栗粉が全体になじむように混ぜます。

さつまいもに対して、片栗粉の量はかなり少なめです。混ぜてもパラパラとした状態でした。

4.小さく丸めて成形します。

動画では俵型に成形していましたが、握ってもまったくまとまりませんでした。フードプロセッサーではなく包丁で切ったので、さつまいものでんぷんが引き出されなかったからでしょうか?それとも、さつまいもの粗熱を取ったことで水分が飛んでしまったのでしょうか?

成形出来ないので、フライパンに直接入れて焼いてみます。

5.オリーブオイルを引いたフライパンを強めの中火で熱し、さつまいもの表面がこんがりするまで焼きます。

スプーンで適当な量を広げて焼いていきます。さつまいもがポロポロとしているので、随時まとめながら片面を4分ほど焼きました。

ひっくり返すと焼き色は付いていましたが、やっぱりポロポロな状態…。まとまっているように見えますが、小さくて食べ応えもない…。一旦取り出して軌道修正します!

片栗粉を増やしてもう一度焼いてみた!

片栗粉を混ぜた3のさつまいもが115g残っていたので、片栗粉大さじ1杯(分量外)を加えて、もう一度焼いてみることにします!片栗粉を混ぜてもパラパラとした状態でしたが、今度はさつまいも全体に片栗粉が行き渡ったように感じました。

今回は小さくせずに1枚の状態で、弱めの中火で、フライパンにフタをし、4分蒸し焼きにしました。

ひっくり返すと所々にこんがりとした焼き色が。再びフタをして、反対の面も4分焼きました。片栗粉を増やしたことでしっかりとまとまり、今度は上手に焼けました♪マスタードと蜂蜜を混ぜ合わせたソースと一緒に盛り付けたら完成です。

粒状のさつまいもがカリッと新鮮な食感&ハニーマスタードでおつまみ風♡

三國シェフのYouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』で見つけた「さつまいものハッシュドポテト」が完成しました!三國シェフは俵型に握ってこんがりと焼いていましたが、今回は平たく焼いて切り分けています。同じような形には仕上がりませんでしたが、こんがりと焼くことが出来ました。

まずは何も付けずに食べてみると、表面がカリッとしていてさつまいもの粒感が際立ちます!さつまいもは蒸したり焼いたりすると、ほっくりとした食感になりますが、「さつまいものハッシュドポテト」は、カリカリやサクサクに近い食感。もちろん、中まで火が通っているので、さつまいもの自然の甘さを楽しめます。

次はハニーマスタードソースを付けて食べてみると、一気におかず感がアップ。マスタードの辛みや香りが鼻を抜け、おつまみのような雰囲気に大変身。マスタードの風味で一気にフランス料理のようなおしゃれな味わいになり、白ワインと合わせたくなるような一品でした。

失敗したさつまいもをアレンジしてみた!

最初に焼いた、まとまらなかったさつまいもは、そのまま食べるにはポロポロし過ぎていたので、パンケーキにして食べることに。ホットケーキミックス、牛乳、卵を混ぜた生地に混ぜ込んでフライパンで焼きました。

「ハッシュドおさつのパンケーキ」がこちら。さつまいもを小さく角切りにしたことで、パンケーキ全体にさつまいもが行き渡り、おいしそうに焼けました。

食べてみるとホットケーキのふっくらとした食感に、さつまいもの粒が程よくアクセントになっています。ホットケーキの生地が甘いので、さつまいもの自然な甘さが隠れてしまいましたが、おやつとしておいしくいただきました♪

刻んださつまいもに片栗粉をまぶして焼くとカリッとした食感を楽しめる♪

三國シェフ直伝の「ハッシュドさつまいも」は、さつまいもを小さく刻むのがポイントでした。今回は包丁でみじん切りにしたことが原因なのか、レシピ通りの片栗粉を加えてもまとまりませんでした。そのため、途中で筆者なりの作り方に変更してしまいましたが、カリッと焼けておいしく仕上がりましたよ。

三國シェフはフードプロセッサーでさつまいもの粒が残る程度に刻んでいたので、潰れたさつまいもも、つなぎの役割を果たすような気がしました。

包丁で刻んで作る方は、片栗粉を増やした方が上手に焼けると思います!

さつまいもにハニーマスタードを合わせるとフランス料理っぽい味わいに。さつまいもの食感にも味にも、新鮮さを感じるお料理でしたよ。さつまいも料理のレパートリーを増やすのに絶好のレシピ!材料が少なめなので、気軽に挑戦出来ると思います。ぜひ作ってみてくださいね。


※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。