【佐賀県】大町自動車学校、AIを活用した高齢者安全運転支援実証のモニター募集&説明会を実施

大町自動車学校グループは、佐賀大学、トヨタ・モビリティ基金、デンソーが実施する「高齢者安全運転支援の実証測定(以下、実証)」のモニター募集に協力する。

モニター募集開始に合わせ、1月30日(火)に、大町自動車学校 鍋島校で、「ドライブレコーダーAI解析技術を活用した高齢者 安全運転支援についての説明会」を開催する。

実証の概要

今回の実証は、高齢者の安全運転を促進し、地域社会に貢献することを目指すものだ。

AI運転診断システムのイメージ

実証では、AIを用いた運転診断システムを利用し、高齢者の運転行動を分析。運転中の車内外のカメラ映像やセンサーデータを記録し、日常のリスクシーンや癖など潜在的なリスクまで洗い出し、ドライバーにアドバイスを提供することで、運転行動の改善を促す。

運転評価&アドバイスの内容

参加者は、4ヶ月間に渡ってドライブレコーダーを用いて運転データを収集し、AIによる月次の運転診断結果を受け取る。

モニター募集期間は、1月22日(月)~2月18日(日)。佐賀県在住の60歳以上の人を対象に、15~20名程度を募集している。なお、応募多数となった場合には、抽選のうえで参加者を決定する。

説明会の概要

佐賀県は、全国で3番目に交通事故件数が多く(※)、全国平均を上回るペースで高齢化が進んでいるという。

これまで安全運転の意識向上や責任あるドライバーの育成を通じて地域社会に貢献してきた大町自動車学校グループとしても、この課題に前向きに対応する責任があると考えている。

モニター募集への協力にあたり、まずは実証測定の内容を知ってもらうため、AIを活用した安全運転支援を体感できる説明会を実施する。

説明会では、AI解析技術を活用した高齢者安全運転支援システムの紹介、実証の目的とプロセスの説明、モニター参加のメリットと条件の説明、運転評価&アドバイスのデモ画面の紹介、ドライブレコーダーをつけた実車の紹介、質疑応答を行う。

説明会への参加申し込みは、1月27日(土)までだ。

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