節分祭・節分会(せつぶんえ)とは?由来や意味もチェック
節分の日になると、日本各地の神社や寺院で「節分祭・節分会」が行われます。
節分祭・節分会(せつぶんえ)とは?
節分祭、節分会とは、主に神社仏閣で行われる節分の行事です。
節分を祝うとともに、悪いものを払い除け、福を呼び込もうとする祭りや会です。
節分祭と節分会の違いは、神社の行事を「節分祭」、お寺の行事を「節分会」と称するようです。
多くの場合、豆まきが中心となりますが、福豆を参拝者に配る、厄除けのための神事や法要を執り行う、福男・福女を選ぶなど、地域によってそれぞれ異なる伝統や行事が見られます。
有名な場所はどこ?
節分祭・節分会で日本でも特に有名な場所は、以下の神社仏閣です。
京都の吉田神社
吉田神社の節分祭は「吉田の節分」として非常に有名で、毎年多くの人々が訪れます。
大規模な豆まき行事が行われ、災厄を祓うための火渡り行事(追儺の火渡り式)など様々な儀式が執り行われます。
大阪の住吉大社
住吉大社では節分祭が盛大に開催され、福豆撒きや有名人を招いた豆まきイベントが観光客や地元の人たちを楽しませています。
厄除けと福を招くための神事も合わせて行われます。
東京の浅草寺
浅草寺の節分会は、毎年多くの人が訪れる東京の大規模な節分行事の一つです。
節分会では、芸能人やスポーツ選手がゲストとして参加することもあり、節分の豆まきと共に楽しいお祭り気分を味わえます。
福岡の櫛田神社
櫛田神社の節分祭は、福岡で最も有名な節分行事の1つです。
豆まきだけでなく、福太郎・福娘といった福を象徴する役割を演じる人たちによるパレードも魅力的です。
奈良の春日大社
春日大社では、節分会として、豆まきの儀式のほかにも、神職による神事や年男・年女による特別な役割の演じられることがあります。
歴史ある境内で行われる節分祭は厳かな雰囲気が漂います。
由来や意味と合わせて知りたい「節分の食べ物」
豆まきの豆をはじめ恵方巻きなどが有名ですが、節分では縁起物として食べられる物があります。
節分の食べられる”縁起物”一覧
地域により変わってきますが、次のような食べ物が縁起がいいといわれています。
恵方巻き:年の福を巻き込む炒った大豆:福を呼び、厄を払う落花生:大豆の代わりにまく地域もイワシ:鬼を退治する力こんにゃく:体内をきれいにするくじら:幸せや成長を願うそば:長寿を願うぜんざい:厄除け・厄払いけんちん汁:習慣的に親しまれてきた
恵方巻きや大豆以外にも、様々な食材が親しまれてきたのですね。
恵方巻きの意味
節分で食べられる代表的な「恵方巻き」の由来や意味については、下記の記事で詳しく解説しています。
【2024年最新】恵方巻きの由来・歴史・食べ方からトレンドを徹底解説「今年の方角は東北東♪」
こんにちは!トクバイ編集部です!
もうじきやってくる2月の季節行事「節分」。
節分といえば、様々な具材を巻いた「恵方巻き」が思い浮かびますよね。
そんな恵方巻きですが、どのような由来を持ち、どのようにして今日の姿になったのかご存じですか?
実は、恵方巻の由来には様々な説があるんですよ。
今回の記事では、「恵方巻の由来や起源」「令和の恵方巻トレンド」について解説します!
配信: トクバイニュース