【シェフ三國のワンパンカマン】カマンベール丸ごとド~ン!生ハムもオンの「とろっとろチーズグラタン」に挑戦!

【シェフ三國のワンパンカマン】カマンベール丸ごとド~ン!生ハムもオンの「とろっとろチーズグラタン」に挑戦!

管理栄養士のともゆみです。今年は暖冬の予報ですが、それでもやっぱり冬は冬。しっかり寒くなってきましたよね。熱々の料理が食べたいなぁと探してみたら、チーズをハフハフしながらいただくワンパンカマンなレシピを発見!それがフレンチの巨匠・シェフ三國が考案した「とろっとろチーズグラタン」です。あぁ、これは絶対ウマいやつですね♪しかも、のっけて焼くだけの超絶簡単なレシピです。さっそく作ろう♪

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三國清三シェフは、長年にわたり日本のフランス料理界を牽引してきた日本を代表するフランス料理人。2020年にYouTubeチャンネル「オテル・ドゥ・ミクニ」を開設し、今ではチャンネル登録者数47万人を超える人気チャンネルとなっています。YouTubeのレシピ本「スーパーの食材でフランス家庭料理をつくる 三國シェフのベスト・レシピ136 永久保存版」は「第9回料理レシピ本大賞 in Japan」のプロの選んだレシピ賞を受賞し、益々人気が高まっています。

今回作るのは、十勝カマンベールを使った北海道バージョンのグラタンだそうです。北海道出身の三國シェフが教えてくれました。

「とろっとろチーズグラタン」の材料と作り方

【材料】
カマンベールチーズ…1個
とけるチーズ…30g
生ロースハム…20g
にんにく…1/2かけ
好きなハーブ…お好みで(今回はタイムを使いました)
じゃがいも(茹でて皮を剥いたもの)…2個
牛乳…50ml
無塩バター…小さじ1

カマンベールチーズは十勝のものを使いました。

【作り方】
1.スキレットに満遍なくバターを塗ります。

2.茹でたじゃがいもを1cmくらいの輪切りにし、スキレットに並べます。大きくて入らないものは切って隙間に並べました。

3.カマンベールは厚さを半分にします。寝かせたまま、横に包丁を入れていくと切りにくいと思います。カマンベールを立てて、厚みの真ん中あたりに包丁を入れたら、少しずつ揺らしながら切っていくときれいに半分にできます。 切った半分を2の上にのせます。

4.3に生ハム、スライスにしたにんにくをのせ、タイムをちぎってのせます。

5.3の残りのカマンベールを、4の上に切った面を上にしてのせます。とけるチーズを周りにのせ(動画ではカマンベールの上にものせていたので同じく上にものせました)、タイムをのせたら牛乳を周りにかけます。

6.180℃に予熱したオーブンに入れ、20分焼いて出来上がりです。彩りにイタリアンパセリ(分量外)が家にあったので、少々かけました。

じゃがいもホクホクでチーズがたっぷりでとろっとろ♡

うわぁ、チーズがとろっとろですね。じゃがいももホクホクでおいしい。1個丸ごと使ったカマンベールチーズがたっぷりで贅沢~。濃厚なんですけど、あまりクセがないので食べやすいチーズですね。とけるチーズとはちょっと味が違いますが、どちらも主張の強いタイプではないので、双方がよく馴染んでいます。塩を使っていませんが、塩気の強い生ハムとチーズの塩味でちょうどいい塩加減ですね。生ハムは旨味も強いので、シンプルな材料のこの料理によく合います。牛乳はかけただけですが、じゃがいもと合わさってさっぱりめのホワイトソースのようです。時々感じるハーブが爽やかさとおしゃれ感を出していますよ。スキレットを使ったので、三國シェフと同じくハフハフ言いながら食べました♪寒い今の季節にはぴったりの料理ですね。

チーズの成分

チーズは牛乳を原料とした発酵乳製品であり、牛乳の栄養素が凝縮されています。チーズのカルシウムは牛乳同様、吸収率が高く、たんぱく質の消化吸収率は牛乳よりも優れています。たんぱく質の一種ラクトフェリンは抗菌、抗ウイルス、中性脂肪を減少させる、腸内環境を改善するなどの働きがあり、効果が期待できます。チーズは種類によってカロリーに差があり、カマンベールチーズは100g中310Kcalとちょっと高め。いずれにしても、食物繊維とビタミンCが不足しているので、野菜や果物と一緒に食べてバランスを整えましょう。


スキレットに材料を次々と入れていき、あとは焼くだけという簡単さなのに、まるでパーティー料理のような贅沢さと手が込んでいる感じがあります。特別な日でもそうでない日でも、うれしい1品です。この冬、ぜひ作ってみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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