【DIY】自分でできるフロアコーティングのDIY!選び方やコツを押さえよう【ペットを迎える人にも】

フロアコーティングをDIYするために必要な道具と手順

 

ここからは、フロアコーティングをする際に必要な道具とやり方について紹介します。基本を押さえて、作業に取りかかりましょう。

【手順1】作業に必要な道具を揃える

ワックスを落として下準備を行い、コーティング作業に入るのがフロアコーティングの主な工程です。コーティングに必要な道具は、インターネットなどで購入できます。

 

コーティング剤は、耐久性や仕上がりを考慮に入れ、プロ仕様を使うと良いでしょう。商品によって違いがありますが、1リットルあたり約50畳の広さをコーティングできるタイプが多いです。

 

<ワックス落としに必要な道具>

・掃除機
・粘着ローラー
・雑巾
・中性洗剤
・ワックス剥離剤
・フローリング補修キット

 

<フロアコーティングに必要な道具>

・ヘアキャップ
・手袋
・メガネ
・コーティングセット
・養生テープ

【手順2】フローリングのワックスを完全に落とす

床の上の物はすべて撤去する。
養生シートを使い、壁をカバーする。
水拭き後、乾いたらワックスをはがす。
水拭きを2回ほど行い、乾燥させる。
床にへこみや傷つきなどがある時は修繕する。
粘着ローラーなどでゴミを取り除く。

 

ワックスが残っているとコーティング剤が固まらない場合があるので、しっかり剥がします。また、水分が床に浸透しないように短時間ですばやくワックスを剥がしましょう。

【手順3】コーティングをする

壁側から均一にコーティング剤を塗る。
塗った後は乾燥させる。
説明書に記載された時間を置き、完全硬化したら完成。

 

完全に乾燥するまでの時間は商品によって異なりますが、最低でも4〜5時間は放置しましょう。

フロアコーティングをする時に失敗しにくいコツ

コーティング作業は、途中で止められません。きちんと準備をして、下記のコツを意識しながら作業してくださいね。

 

<失敗を防ぐコツ>

・コーティング前にワックスをしっかり落とし、へこみや傷は修繕する。
・塗り残しは傷みや劣化の原因となるため、丁寧かつスピーディーにコーティング剤を塗る。
・完全に乾燥し、硬化するまで触らない。

フロアコーティングのDIY後にきれいを長持ちさせるポイント

 

簡単なお手入れで、美しい状態を保てるフロアコーティング。コーティングを長持ちさせるためのポイントを、ここでは紹介します。

フロアコーティング後は拭き掃除をする

コーティング後は、ドライモップなどでホコリを取り、絞ったタオルや雑巾で水拭きをするのがお手入れの基本。 また、ウェットモップを使うのもおすすめです。吸着剤を含むウェットモップは、ツヤを損なう可能性があるため、無添加仕様が良いでしょう

種類によっては水や洗剤に注意する

種類によっては、水や洗剤でコーティングが剥がれることがあります。耐水性の低いアクリルコーティングの場合、水拭きは避けましょう。

 

薬品への耐性が低いウレタンコーティングは、アルカリ性洗剤を使わずにお手入れしてください。一方で、ガラスコーティング・UVコーティングは、水や薬品への耐性が高いとされています。

傷をつけないようにする

日常生活の中で床を傷つけないようにするのも、コーティングをキープするポイントです。大型家具の下には保護マットを敷き、椅子の脚にはフェルト製のキャップをつけると傷つきを防げます。

 

また、スリッパの裏についた汚れも、床を傷つける原因に。裏面に合皮を使用したスリッパは汚れが付着しやすいため、こまめな掃除を意識しましょう。洗濯可能な素材のスリッパにすると、お手入れの手間を省けます。

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