体温計の温度に違いが出るのはなぜ?原因に「自分のせいだった」「これからはそうする」

体温計の温度に違いが出るのはなぜ?原因に「自分のせいだった」「これからはそうする」

体温計で温度を測ったときに、「あれ?10分前と全然違う」なんてことありますよね。一体なぜなのか、本記事ではオムロン ヘルスケアの公式サイトを参考に、測定値が変わる原因を解明します。上手な検温のポイントもお届けするので、自分のやり方が間違えていないかチェックしてみてくださいね。

さっきと温度が違う!体温計はなぜ測定値が変わるの?

体調が悪いときだけでなく、健康のバロメーターとしても役立つ体温計。コロナ禍以来、以前よりも使う機会が増えたのではないでしょうか?

そんな体温計、測ったあとに少し置いてから再測定すると「さっきと温度が違う……」なんてこともめずらしくありません。しかしなぜ違いが出るのか、疑問に思いますよね。

オムロン ヘルスケアにも同様の質問が寄せられており、メーカーの回答が掲載されていました。本記事では詳しい内容をお届けしますよ。

原因:測定する条件が違うから

オムロン ヘルスケアには「体温計の値に違いが出るのはなぜ?」との質問が寄せられています。メーカーの回答は下記の通りです。体温は測定する条件によって、値に違いが出ることがあります。

値に違いが出る要因として、大きく以下が挙げられます。

①わきの下に熱がこもっていたり、汗ばんでいる

②体温計の先端がわきの中心にあたっていない

③体温計とわきの間にすき間ができている

出典:www.faq.healthcare.omron.co.jp

なるほど。同じ条件で測定していないことが原因だったのですね。ちなみにそれぞれの解決策は以下の通り。

① わきの下の熱を冷まし、乾いたタオルで汗を拭いてから測る
②わきの中心に体温計の先端があたるよう、襟元からではなく下側から入れる
③体温計とわきの間にすき間ができないよう、反対側の手で腕を押さえて密着させる

上記以外にも、検温中は体温計を動かさず、測定が終わるまで静かに待つこともポイントですよ。

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