極夜が続く北欧では、この期間に「ユール(Yule)」という古代北欧・ゲルマン人のお祭りがあります。そこでは「ユール・ログ」と呼ばれる薪を燃やして太陽の復活を祝う儀式が行われていました。これが後にキリスト教文化と結びつき、クリスマスケーキの「ブッシュ・ド・ノエル」につながるのだそうです。
太陽の復活に向かいながらも、厳しい寒さを乗り越えなくてはなりません。にらなど身体を温める食べ物で内側からケアしていきましょう。
■にらのお焼き(みそだれ)
スタミナ野菜で身体を温め免疫力アップ!
【材料】(2人分)
にら 1/2束
ベーコン 3枚
A 小麦粉 70g
A 卵 1/2個
A 水 1カップ
B みそ 大さじ1
B 酒 大さじ2
B 砂糖 大さじ1
B クルミ 5個(15g)
油 大さじ1
【作り方】
1.Bの調味料をすべて鍋に入れ、混ぜながら煮立つまで加熱し、粗く刻んだくるみを加える。
2.にらは2cm長さ、ベーコンは1cm幅に切る。
3.ボウルにAの材料を入れて混ぜ、(2)のにらとベーコンを加え、油を熱したフライパンで2回に分けて焼く。
4.食べやすく切って皿に盛り、(1)のたれをぬる。
(1人分)エネルギー428kcal、たんぱく質11.0g、塩分1.8g
にら Chinese cabbage
【栄養学】ビタミン、ミネラルをバランスよく含みます。香り成分アリシンは、疲労回復効果があるビタミンB1の吸収を高めます。
【薬膳学】別名「起陽草」。野菜の中で温め効果が抜群で、お腹の冷えを取り血の巡りを良くします。
東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師山本万里子(レシピも)
◇百菜元気新聞の2023年12月1日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
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