今回は、『解決!ナイナイアンサー』という番組でクセ者相談員として私と共演している現役高校生女優の平本亜夢ちゃんをお迎えしました! 亜夢ちゃんによると、「子ども側にも“お盆”の悩み事がいっぱいある」んだって!?
亜夢: 一番多いのは「お盆の風習を知らないから恥ずかしい」という相談です。たしかに私も、大人になって自分がいろいろしなきゃいけなくなったら、なにもできなそうで……。
奈々 私も10代のころは、なにも知らなかった。でも今の亜夢ちゃんに「知ろうとする気持ち」があればそれだけで花マルだよね♪
恋愛を考えるバレンタインデー、お母さんに感謝する母の日……みたいに、その素直な気持ちをパパ・ママやおじいちゃん・おばあちゃんと話せる機会が、この“お盆”だと考えていいんじゃないのかな?
亜夢: 「里帰りするとあまり知らない人もたくさん来るので、なにを話したらいいかよくわからない」って子も多いです。じつは私も、そういう場合はDSやスマホをいじって、つい誤魔化しちゃう……(笑)。
奈々: それは少々オブス行動よね(笑)。恥ずかしくて、まわりとの関わりを避けるためにバリアを張る、しかも周囲を見ずに“画面を見る”行動は、そこにいる人たちからは、バリアを超えて「拒絶」とも取られてしまうの。もし、亜夢ちゃんの誕生日に来てくれた友だちがDSやスマホばかりいじっていたら、寂しいでしょ? だから、とりあえずは話に加われなくても、内容がわからなくても、まずは「大きくうなずく」ことだけをやってみて。それだけだと全然お気軽でしょ?「アナタと関わりたい」って気持ちを伝える初歩的な無言のコミュニケーションだけど、それだけで相手には確実に好印象を与えられるから。
亜夢: あと、里帰りしたら、嫌いな食べ物も出てきたりするじゃないですか。私だとおナスだとか……。まだ小さいころは、意外とお寿司が苦手な子も多かったりするんですよ。
奈々: わかる! けど、コレは簡単に回避できちゃうケース。里帰りするときには亜夢ちゃんはご両親と一緒に行くよね? ならば、前もってお母さんに「私ね、おばあちゃんがつくってくれた◯◯が大好きだから食べたいな~。でも、苦手なナスが出たら食べられなくて……せっかくつくってくれたのに、おばあちゃんを悲しませちゃうから、おばあちゃんに◯◯とナスのこと、伝えてもらえないかな?」と、言ってみて。おばあちゃんだって孫が喜ぶ顔が見たいんだし、わざわざ嫌いなものをつくりたくなんてないの。「“好きなもの”をめいいっぱいアピールしてから“嫌いなもの”をさり気なく付け加える」のが円満なコミュニケーション術の基本よ!
亜夢: ありがとうございます! 今度試してみますね♪
※ 亜夢ちゃんが所属する、今年50周年を迎えた『劇団東俳』では、キッズオーディションを開催。詳しくはhttp://www.g-tohai.co.jp/をご覧ください。
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