「毎日ワンピースだけ生活」を10年続けたミニマリストが感じたメリット・デメリット

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。「タンスにはパンパンに洋服が詰まっているのに、着る服がない!」と思ったことはありませんか?どうやら服は枚数が多ければ良い、というわけではないようです。今回は実際に服を減らしてみて年間14着のワンピースだけで生活しているミニマリストが、洋服を減らして感じたメリット、デメリットをご紹介いたします。

アイテム選びで気をつけていること

まず、毎日気軽に着ることができるようにポリエステルや綿などの家で洗濯できる素材を選ぶことにしています。

私は性格上、毎度クリーニングに出さなくてはいけないような服やお手入れがデリケートな服は着なくなってしまうタイプです。

ワンピースだから、と特別におしゃれ着洗いするのではなく息子たちの洋服と一緒に毎日ザブザブと洗っています。

また、ポリエステルや綿は通年着られる素材なので羽織ものや下に着る肌着などで温度を調節しながら一年中活用できるのも魅力です。

次に、できるだけ系統は統一するようにしています。

例えば同じ「ワンピース」でもカチッとしたデザインからカジュアルなものまでありますが、私はできるだけ「きれいめワンピース」で揃えるようにしています。

BBQやアウトドアの時用にデニムワンピなど少しカジュアルなものも持ってはいるのですが、ほとんどがきれいめワンピースです。

きれいめなワンピースであれば仕事にも着ていくことができますし、入学式や卒業式、会食などに着ていく催事服も兼用できるので効率がいいのです。

もちろん、自分自身がきれいめなワンピースが好き、というのも大きな理由です。

きれいめワンピースでもレギンスを合わせると少しカジュアルな印象になるので、意外と活用の幅が広いのも気に入っている点です。

ワンピースだけ着る生活のメリット・デメリット

ワンピース生活のメリットはまず、コーディネートに悩む時間が減ったということです。

ワンピースは上下で繋がっていますので1着選べばコーディネートは完成!

すべてのワンピースはクローゼットに掛けてあり、持っている服を全部見渡すことができるので、洋服を選ぶのも簡単です。

あとはストールやカーディガンなどの羽織ものや下に履くレギンスやタイツ、ストッキングの選択くらいなのであまり難しく考える必要がありません。

また、服装の系統が統一したので合わせるバッグやアクセサリーも絞ることができ、全体的に持ち物が減りクローゼットの風通しがよくなりました。

買い物に行く時にもそのお店の「ワンピースコーナー」だけを見れば良いので効率的にお店を見て回ることができます。

そして何よりも毎日好きな服だけを着る満足感は何にも変え難い喜びがあります。

毎日好きな服を着ているので誰かにバッタリとあっても「あんな服を着ていた…」と後悔することもありません。

また、服装から来る心理的効果なのでしょうか、ジーンズを着ている時よりもワンピースを着ている時の方が所作が柔らかくなったと感じています。

一方、デメリットだと思うことは「自転車に乗りにくい」ことです。

風でスカートが捲れてしまったり、チェーンにスカートが巻き込まれてしまう恐れがあります。

私は車と徒歩が多く自転車は乗らないのですが、通勤や買い物、子育てなどに自転車を活用している女性も多いと思いますのでそういった方にはワンピース生活は向かないかもしれません。

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