意外と知らない!経産婦の特徴や気を付けたいことを助産師が解説します!

意外と知らない!経産婦の特徴や気を付けたいことを助産師が解説します!

この記事では、経産婦の特徴や気を付けたいことを助産師のREIKOさんが解説します。個人差はあれど、初産婦さんに比べて経産婦さんのお産の経過は早い方が多いようです。

経産婦さんは早め早めの対応で

経産婦さんは初産婦さんに比べて、お産の経過が早いので、陣痛が来たときの入院のタイミングも初産婦さんより早めです。初産婦さんの場合は、陣痛の間隔が10分おきになったら、経産婦さんの場合は、おなかの張りが15分おきになったら産院に連絡を……と指導されることが多いと思います。

 

入院のタイミングと同じように、分娩室に移動するタイミングも早めです。お産の経過にもよりますが、初産婦さんは子宮口が全開大したら、経産婦さんの場合は7~8cm開大が分娩室に移動する目安です。

経験者だからこそ……

経産婦さんは、過去にお産を経験しているので、不安が少ないといわれることがあります。たしかに上のお子さんのときの経験が、今回の妊娠に生かせることもあると思います。ですが、その反面、前回の経験がマイナスに働いてしまうこともあります。

 

経験者だから大丈夫、と思われてしまうこともあると思います。経産婦さんの沐浴指導がない産院って多くありませんか? これもその1つと言えるでしょう。逆に、経験者だから大丈夫と自分で思ってしまうケースも。

 

一度も妊婦健診を受けていない経産婦さんが、いきなり来院してお産になったケースも多々あります。そのようなとき、皆同じように「今まで問題なかったから、今回も大丈夫だと思っていた」と話されます。

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