歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」の有無で治療はどう違う? 歯科医師が解説

歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」の有無で治療はどう違う? 歯科医師が解説

マイクロスコープは自費診療だけ? 保険診療でも受けられる?

編集部

マイロスコープを使った治療は保険診療でも受けることはできるのでしょうか?

神谷先生

マイクロスコープが誕生した当初は、自費診療でのみマイクロスコープを用いることが多かったのですが、近年は標準設備としてマイクロスコープを扱っている歯科医院も増えています。歯科医院の中には保険診療でも用いているところがありますので、受診する歯科医院にまずは問い合わせてみましょう。

編集部

最後に、読者へメッセージをお願いします。

神谷先生

いまだ普及率が10%ほどといわれるマイクロスコープですが、歯科治療の精度を追求するうえで不可欠なアイテムになってきていることは間違いありません。したがって、これから導入する歯科医院はますます増えてくることでしょう。一方で、マイクロスコープはあくまで道具の1つに過ぎないため、その効果を十分に発揮するためには使う側の知識や技術が重要になります。そのあたりもふまえ、歯科医院選びでは過去の治療実績などもしっかり確認しておきましょう。

編集部まとめ

マイクロスコープは治療部位を最大20倍まで拡大できる歯科用顕微鏡で、根管治療をはじめ、歯科治療のあらゆる分野に活用されています。拡大視野で治療することで、肉眼のときよりも治療のクオリティが向上し、再治療のリスクも抑えられます。より質の高い治療をご希望の方は、マイクロスコープを導入している歯科医院を探してみましょう。

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