『うちで預かるよ』『落ち着いてからでいいよ』⇒ピンチに陥った私を助けてくれたのはママ友だった

『うちで預かるよ』『落ち着いてからでいいよ』⇒ピンチに陥った私を助けてくれたのはママ友だった

第35回 【実録】ママテナ人生劇場
「ママ友」という言葉に、ネガティブなイメージを抱いてしまう人は多いと思います。しかし、当然悪い話ばかりではありません。ママテナでは、独自のアンケート調査を実施。「ママ友に助けてもらった話」を聞きました。
※全国にお住まいの20代~60代の男女、インターネット調査

■長女の帰宅に間に合わない。ママ友の協力でピンチ脱出

外出中、電車が止まるハプニングに遭遇。ママ友のおかげでピンチを脱し、さらに気遣いまで!

「長女が小学生の頃、まだ未就園児の長男を連れ、電車に乗ってお出かけした時のことです。お昼を食べて娘の帰宅時間までに帰ろうとしていたのですが、人身事故が原因で電車がストップしてしまいました。我が家の最寄り駅は電車が1本しか走っていないため、他の路線への振替輸送もできません。

ソワソワしながら待っていると、『電車の復旧の目途が全く立たないのでもう少しこのままお待ちください』とのアナウンスが入り、娘の帰宅に間に合わないことが確実になりました。慌てて同じマンションに住んでいるママ友に連絡したところ、娘が帰る頃にマンション前で待機して、自宅で預かってくれるとのことでした。

その後、40分ほど経ってようやく電車が走り出し、自宅に戻れたのは予定時間を大幅に過ぎた頃でした。マンションに着いてすぐに娘を預かってくれているママ友のところに迎えに行くと、『帰ってきたばかりでバタバタでしょ?』『子どもたちも盛り上がっているし、17時くらいまで預かるよ』と言ってくれました。洗濯物の片付けもごはんの準備もしていなかったので本当に助かりました」(40代・女性)

子どもを預かってくれただけでなく、そのあとのことまで先回りして気遣ってくれる。なんてやさしい人なんでしょう! いざという時に助けてくれる存在がいることは、きっと心の安定につながるはずです。

■ママ友のおかげでよい職場に巡りあえた

続いては、働きたいのに子どもが理由でなかなか採用されず、困っていたという女性のお話。ママ友のおかげで、よい職場に出会えたといいます。

「私には子どもが3人います。夫の借金返済と家計のために働くことになったのですが、下の子はまだ小さく、上の子も1年生になったばっかりで、なかなか仕事が見つかりませんでした。面接に行っても『どうせすぐに休むでしょ』『子どもが病気したら見てくれる人はいるの?』と否定的なことしか言われませんでした。

そんな時に、『うちの会社で働いてほしい』と声をかけてくれたのがママ友でした。ママ友のご主人は酒造会社を経営しているのですが、ちょうど退職者が出て、声をかけてくれたようです。『一度会社に来て、どんな仕事か見てから決めていいよ』とも言ってくれたので見学に行くと、会社の人たちはみんな歓迎してくれました。

働きやすそうな会社だし、何より私のスキルを生かせます。一番うれしかったのは、『子どもが病気の時は休んでいいよ』『子育て中の人ばかりだから』と言ってくれたことですね。

仕事を始める日もこちらの都合で決めることができましたし、通勤が徒歩5分なのも助かります。正直、給与はそんなに高くないのですが、私には最高の条件で仕事を見つけることができました。

もちろん少し嫌味っぽいことを言ってくる人もいますが、ママ友と一緒に働けるので心強いし、働きやすい職場で助かっています」(30代・女性)

子どもを理由に仕事が見つからない。多くのママが直面する問題でしょう。ママ友のひと言で状況が一変。素敵な職場を見つけられてよかったですね。
(文・画像:ママテナ編集部)

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ママテナ編集部
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