【志麻さんのおしゃレシピ】南仏風「じゃがいもとたらのグラタン」に挑戦!タラの塩気がミルクソースと合う♡

【志麻さんのおしゃレシピ】南仏風「じゃがいもとたらのグラタン」に挑戦!タラの塩気がミルクソースと合う♡

タラは寒い時期においしくなる魚。鍋など和食に使うイメージが強いのですが、実は西ヨーロッパでもメジャーな魚。フランス料理に精通しているタサン志麻さんは、NHKの料理番組『きょうの料理』で以前「じゃがいもとたらのグラタン」を作っていたようで、公式サイトにレシピが。熱々でとろ〜り濃厚なグラタンは、寒い日のメインにぴったり♪和食で味わうタラとは違うおいしさを発見出来そうなので、作ってみます!

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NHK出版マーケティング局公式X(旧Twitter)がこちら!

『きょうの料理』でタサン志麻さんが作っていた「じゃがいもとタラのグラタン」の画像が、公式X(旧Twitter)にポストされていました。

じゃがいもがたっぷりで、ホワイトソースが掛かったようなグラタンに仕上がっていますね。

冬はタラがおいしい季節。タラもじゃがいもも気軽に入手出来るので、寒い日にぴったりなメイン料理になるはず♪挑戦してみます。

ポテトのクリーム煮がポイント!「じゃがいもとたらのグラタン」にトライ!

レシピでは甘塩の塩ダラを使っていますが、入手出来なかったため、生ダラに塩を振って作ってみます。

【材料】(2~3人分)
塩ダラ(甘塩)…2切れ(220g) 
牛乳…50ml
粉チーズ…適量
こしょう…適量

(ポテトのクリーム煮)
じゃがいも…600g ※メークインがおすすめ
牛乳…200ml
生クリーム…100ml
にんにく…1かけ
塩…ひとつまみ

1.じゃがいもは皮を剥いて5mm厚さの輪切りに。にんにくは半分に切って、潰します。

タラに乗せる「ポテトのクリーム煮」にとろみを出すため、じゃがいもは水に晒さず使います。

2.フライパンにじゃがいも、牛乳(200ml)、生クリーム、にんにく、塩を入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にし、15分ほど煮詰めます。

弱火で煮込んでとろみを付けます。時々混ぜながら、煮詰めてくださいね。

3.タラの皮を剥いて4等分に切り、キッチンペーパーで水気を拭き取ってこしょうを振ります。

骨がある場合は皮と一緒に取り除いてくださいね。シンプルな味付けのグラタンなので、こしょうを多めに振るのがポイントです。今回は、塩ダラでなく生ダラを用意していたので、塩も多めに振っておきました。

4.耐熱容器にタラを並べ、2の「ポテトのクリーム煮」を乗せてから牛乳(50ml)を注ぎ、粉チーズを全面に振りかけます。200℃に予熱したオーブンで20分焼きます。

耐熱容器に8切れのタラを均等に並べて「ポテトのクリーム煮」を全体に乗せます。

200℃に予熱したオーブンで、表面がこんがりとするまで焼きます。今回はレシピ通りに20分焼くと、おいしそうな焼き色が付きました。

じゃがいもがとろける〜♪タラとにんにくの風味がやさしい旨味に

料理番組『きょうの料理』でタサン志麻さんが作っていた。「じゃがいもとたらのグラタン」が完成しました♪表面に粉チーズを振りかけたことで、香ばしく焼けたチーズの香りが広がっていますよ。じゃがいもにこんがりと焼けた部分が出来て、とてもおいしそうです。

取り分けてみると、ソース部分はサラッとしていてシチューのようです。じゃがいもとタラを一緒にいただきます。

口の中で、じゃがいもがとろける~。とってもやわらかくて、なめらか!志麻さんおすすめのメークインを使ったことで、きめが細かくさらっとした特有の口どけを楽しめます。

今回は塩ダラではなく、生ダラに塩を振って使いましたが、それでもタラの風味と塩味がふわっと広がります。じゃがいも、タラ、にんにく、乳製品の組み合わせが、西ヨーロッパの料理を思わせる味わいですよ。和食で味わうタラにはないおいしさ♪

ソースに生クリームを使いましたが、牛乳の割合が多いので、見た目よりもあっさりとした、軽やかでおいしいグラタンでした。

じゃがいもとタラを使う南仏料理「ブランダード」を思わせる味

『きょうの料理』でタサン志麻さんが作っていた「じゃがいもとタラのグラタン」は、素材を活かしたやさしい味わいのポテトグラタンでした。

ちなみに南仏には、牛乳でじゃがいも、塩ダラ、にんにくを煮込んでペーストにした「ブランダード」という料理があるのですが、使っている材料がよく似ています。もしかしたらフランス料理に精通している志麻さんは、南仏の郷土料理「ブランダード」からヒントを得て、このグラタンを考案したのではないかなと思いました。

ちなみに筆者は、志麻さんが以前『沸騰ワード10』で作っていた、パン粉をかけて焼く「ブランダード」を作ったことがありますよ。

タラは和食や鍋に使うイメージが強いのですが、乳製品と合わせてもとてもおいしくいただけました。熱々のグラタンは寒い日のメイン料理にぴったり!ぜひ、旬のタラで作ってみてくださいね。


<参考文献>

「日本educe食育総合研究所〜日本だけではない!?世界中で愛されている「タラ」の話〜」
https://www.educe-shokuiku.jp/news/food/日本だけではない!?世界中で愛されている「タ/

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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