■アプリでマッチング。今では親友に
まずは、旦那さんの仕事の都合で地元を離れたという女性のお話。最初は人間関係がうまくいっていなかったようですが、「親友」と呼べる存在に出会えたようです!
「旦那の仕事の都合で地元から離れた場所で暮らすことになり、近くに親しい人はおらず、パート先でもうまくなじめずにいました。試しに、アプリを使ってママ友を募集してみたところ、数人とマッチング。ごはんへ行ったりして、その中でひとりだけ意気投合した人がいました。
ずっとひとりで過ごしてきた私にとって、その子と過ごす時間はとても楽しく、気持ち的にも救われました。
私はパート先の女の子との関係に悩んでいました。言葉にトゲがあるんです。何を言われても我慢してきましたが、そのことを友人に相談したところ、『嫌なことは嫌と言った方がいい』『はっきり言わないと人が傷ついていることもわからないから』とアドバイスをくれました。
その言葉に従って、勇気を出して気持ちをぶつけてみたら、意外にもすんなりわかってくれたんです。今では、休日にその子とも遊ぶようになりました。それがきっかけでパート先でも少しずつなじめるようになり、仕事が苦痛ではなくなりました。
ママ友のあの言葉がなければ、私はいつまでも気持ちを押し殺して過ごしていたと思います。背中を押してくれたママ友には、とても感謝しています。今ではすっかり親友です」(30代・女性)
わりとライトな感じで「ママ友」という言葉が使われますが、そもそも大人になってから友だちを作るって、ハードルが高いですよね。それが親友となればなおさらです。パート先の人間関係も良好になったそう。ひとりの女性との出会いがきっかけで、大きく変わりましたね。すごい!
■ママ友の“存在”に救われた。顔見知りからママ友に
続いては、自分の性格を「人見知り」と分析する女性のお話です。ただの顔見知りが、いつの間にかママ友に!?
「私の娘が保育園に通い出した頃の話です。お迎えの時間に、よく会うお母さんがいました。挨拶程度しか交わしたことはありませんでしたが、年齢は30代で私よりも年上。“おしゃれでかわいいお姉さん”という印象でした。
ある日、保育園で行事があった時に、そのお母さんが『最近よく会うよね、私〇〇の母なんだけど』と話しかけてくれました。とても気さくな方で、普段は人見知りの私ですが、すぐに仲良くなることができました。
お互いひとり目の子どもということもあり、それからは定期的にごはんを食べに行ったり、育児のことを話したり、仕事の話をしたり、日頃の鬱憤も吐き出してすぐに笑い話なっていました。とても仲良くしてもらったことを覚えています。
当時の私は20代前半で、出産を機に家庭に入ったため、毎日家事や育児、パートに追われる生活。今まで仲の良かった同世代の友人とも生活が合わなくなり、疎遠になりつつありました。
そのような時に、たまたま何かのご縁で同じような環境の気の合うママとお友だちになれて、一緒に楽しい時間を過ごすことができ、嬉しかったです。今でも感謝をしています」(30代・女性)
就職や結婚、出産などを経て人間関係が変わっていく。よくある話だと思います。そんな時に出会ったママ友。ぜひその“縁”を大切にしてください。
(文・画像:ママテナ編集部)