【お悩み相談】「病気後の治療の検査のたびに、生きた心地がしません」

【お悩み相談】「病気後の治療の検査のたびに、生きた心地がしません」

日頃のモヤモヤやイライラ…人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで月刊誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「病気後の治療の検査のたびに、生きた心地がしません」というお悩みに、カウンセラーの時田ひさ子さんが答えます。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年3月号に掲載の情報です。

【お悩み】
治療後の病気の検査のたびに、生きた心地がしません
30歳のときに子宮頸部異形成が見つかりました。
幸いいまは治癒していますが、定期的な検査は必須です。
検査のたびに気が滅入ってしまい、結果が出るまであまり生きた心地がしません。
大丈夫、と自分に言い聞かせるのもなんだかそう思ってないのに、とも感じてしまうぐらい。
病は気からと言いますが、切り替えが下手になってきていてどうしてよいのか分かりません。
福岡県 Yさん(33歳)

【おこたえ】
違うことで脳を一杯にして悪い予測を排除して
「大丈夫」と言い聞かせる方法が、向かない方は一定数いることが分かっています。
大丈夫と言われると、大丈夫な状態ではないことを逆に意識してしまって苦しくなるのです。
もしかしたら、Yさんはそういうタイプの脳の持ち主かもしれません。
病気なわけでも、ネガティブな性格だということでもありません。
もしそうなのであれば、検査後の脳内は、検査の結果が悪く出た場合に起こりうるさまざまなことで埋め尽くされてしまっているのだろうと思います。
なので、検査結果が出る間におすすめしたいことがあります。
悪い予測がどんどん広がっていかないように、まったく違う世界のことで脳内を一杯にする方法です。
長めのドラマや映画に没入する、というのが最も手軽ではないかと思います。
ゆったりとした時間を過ごすことをすすめられる場合もあるかもしれませんが、脳が暇になってしまって悪い予測を膨らませてしまうので、このタイプの方には逆効果です。
ご注意ください。
●時田ひさ子さん(カウンセラー)
※画像はイメージです。

今回の先生

時田ひさ子さん
カウンセラー。専門は「複雑な人の心」

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