フジ、『逃走中』迷惑ロケを謝罪も批判噴出! TBS『水ダウ』は警察沙汰で“お蔵入り”の過去


写真ACより

 フジテレビ系で2004年より不定期で放送されているバラエティ『逃走中』。先日、東京都内でロケが行われたところ、近隣住民に不快感を与えたという一件が大きな騒ぎになっている。同番組の制作に携わる会社が公式サイトでコメントを発表するも、ネットユーザーからは手厳しい声が相次いだ。

目次

フジ『逃走中』、迷惑ロケ騒動のあらまし

局側は謝罪も批判噴出! 放送開始20周年にみそをつける

TBS『水ダウ』、警察沙汰で“お蔵入り”したロケ

フジ『逃走中』、迷惑ロケで警察沙汰に! 住民が激怒した騒動のあらまし

 『逃走中』は、参加者(逃走者)が黒いスーツにサングラス姿の“ハンター”たちから逃げ切れば、賞金を獲得できるゲームバラエティ。今回の騒動は、とある一般のX(旧Twitter)ユーザーが3月2日午後6時台に『逃走中』の撮影現場について発信したことで明らかになった。

 その書き込みによれば、番組スタッフが投稿者の家の入り口を塞ぎ、敷地を勝手に使用してロケを進めていたという。公道の歩行者の通行も妨害していたことから、「道路使用許可」の書類の提示を求めると、撮影隊が許可を得ていない場所を占有していたことがわかったとか。

 さらに、「指摘しても無視して撮影続けるし。メディアの傲慢さが生き残っていることを確認」(原文ママ、以下同)と愚痴をこぼしており、当該のポストは瞬く間に拡散された。

 6日にはニュースサイト「まいどなニュース」が「フジ『逃走中』制作会社 マンション出入り口塞いで撮影、敷地を無断使用 モラル皆無の迷惑ロケに住民激怒 指摘しても『一般の方とは違う』と強引に」と題した記事を配信。その中に登場したマンションの住民男性によると、当日の現場のスタッフは「20~30人ほど」で、マンションに面した道路ではハンターや出演者が走り、叫び声も響いていたとのこと。

 また、道路使用許可書の記載と実際に撮影しているスポットが100メートルほど離れていたため、男性が「確認のため撮影を一時的に中断」するように提案。しかし、スタッフには「みんなの道路だから撮影してもいいんです」「一般の方々と我々は違うんです。静かにしてください」などと言われ、撮影はそのまま続いたという。この男性を含め、近隣住民も警察に通報したようで、警察官の到着後に撮影隊は撤収していったそうだ。

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