しいたけは「生ハムチーズ」と合わせるのが至高!新鮮なのを選んでか・ら・のグリルで口福招来♪【農家直伝】

しいたけは「生ハムチーズ」と合わせるのが至高!新鮮なのを選んでか・ら・のグリルで口福招来♪【農家直伝】

煮物などで出番が多くなるイメージのしいたけ。でも、しいたけの魅力は「煮物だけじゃないんですよ」と、埼玉県のしいたけ農家「貫井園」の貫井香織さんは力説します。なんでも、本当に新鮮なしいたけは焼くだけで旨いとか。そんな貫井さん流の食べ方は、なんと「生ハムチーズ」と一緒にグリルするそう。まずは新鮮なしいたけを選ぶことが大事らしいので、そのポイントも一緒に教えてもらいましょう♪

【包んで焼くだけ、旨味がジュワッ~♪】原木しいたけ農家直伝!「しいたけのホイル焼き」レシピ

新鮮なしいたけの見分け方とは?

グリルするだけで幸せが訪れるような、おいしいしいたけはどうやって選べばよいのでしょうか。貫井さんにしいたけを選ぶときのチェックポイントを聞いてみました!

「まずはひだが白いこと、もうひとつは軸がしっかりしていること。この2点をクリアしたしいたけを選んでくださいね」(貫井さん)

比べてみると、差は歴然ですね!
左のものはかさの部分が肉厚で軸も白くしっかりとしています。一方、右のしいたけは、全体的にしおれており色も茶色く変化しています。

ひだと軸が黒ずんでいたり湿ったりしているものは、傷み始めている証だそうです。

「かさの大きさもいろいろありますが、歯ごたえが欲しいなら、肉厚のものをおすすめします」(貫井さん)

確かに、厚みのあるしいたけとそうでないしいたけでは、食感がまるで違いますよね。

よくしいたけを吟味して、使う料理によって選び分けましょう。

今回は、肉厚のしいたけを使っておしゃれな一品を作っていきたいと思います!

クルっと巻いてジュワっと焼く♪「しいたけの生ハムチーズ」

材料(2人分)
しいたけ(大)…1~2個
生ハム…4枚
スライスチーズ…1枚
塩・粗びきこしょう…各適量

作り方 
1.しいたけは軸を取り、1cm弱の幅でスライスする。

軸は石づきを取って刻み、おみそ汁などに入れて活用してくださいね。

2.スライスチーズは4等分する。

「お好みのチーズを薄く切ったものでもOKです。ブルーチーズも合いますよ」(貫井さん)

3.しいたけとチーズを生ハムで包み、楊枝で留めて塩を振る。

折り畳み、楊枝で波縫いをするように留めましょう。


4.200℃に熱したオーブンで7~10分ほど焼く。

「時間は焼き加減を見ながら調節してくださいね」(貫井さん)

くぅ~、チーズがとろけておいしそう!

5.楊枝をはずして皿に盛り、粗びきこしょうを振る。



おぉ、ワインと合わせたらとってもおしゃれな一品になりました♪
それでは、いただきたいと思います。

これは、おつまみに最適です!
しいたけ本来の味を十分に感じられ、そこにチーズの旨味と生ハムの塩味がマッチして…ワインが進んじゃう~♪最後にひと振りした粗びきこしょうが、ピリっといいアクセントになっています。

今回生ハムで作りましたが、チーズも入っているので結構塩気が強めです。ご飯やお酒と合わせるにはいいですが、普通のハムでもおいしいと思いますよ。

「すぐにできるので、覚えておくと何かと重宝ですよ。いろいろなチーズで試してみてくださいね♪」(貫井さん)

そうそう、ブルーチーズとも相性抜群らしいので、次回はぜひ、プレーンチーズとブルーチーズの両方を楽しんでみたいと思います!

貫井さんは、今回紹介したレシピの他にも、しいたけに関する情報をホームページなどでも発信しています。そちらもぜひ、ご覧ください。

貫井園

貫井香織さん

埼玉県生まれ。大学卒業後、コンサルティング会社、PR会社を経て、2008年に父親が経営する「お茶としいたけ 貫井園」に就農。原木しいたけ栽培において農林水産大臣賞を5度受賞の同園で働きながら、ワインに魅せられ、2016年に醸造用ぶどうの栽培を開始。2022年から、自家製ぶどうによる醸造ワインの販売を手掛ける。
2015年第10回さいたま輝き荻野吟子賞、2017年農業女子アワード「農業女子の知恵・夢部門」、2018年6次産業化アワード奨励賞を受賞。農業女子プロジェクトメンバー。

●貫井園ホームページ
http://www.nukuien.com/

●インスタグラム @nukuien
https://www.instagram.com/nukuien/

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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