「ゆとり世代もか…」30代・40代でも老害?SNSで話題の【ソフト老害】どんな人が当てはまる?

「ゆとり世代もか…」30代・40代でも老害?SNSで話題の【ソフト老害】どんな人が当てはまる?

「老害」定義が低年齢化?

「ソフト老害」とは、放送作家の鈴木おさむさんが取り上げ話題となったキーワード。そもそも、「老害」と言うと、高圧的な高齢者を思い浮かべるかもしれません。しかし、30代や40代でも若い世代から煙たがられて「老害」とされることがあり、そのような比較的若い世代の「老害」を「ソフト老害」と名付けられたようです。

 そもそも「老害」に当たる年齢は何歳からなのかは厳密に決まっていません。年齢や経験、地位を利用して実権を握ったり、周りの話を聞かずに自分の意見を押し通そうとしたりするため、これに該当するシニア世代を指して「老害」と言うことが多い傾向です。

 老害とは、自分よりも若い世代に迷惑をかける人のことを指して呼ぶことが多いようです。老害に当たる人は自分よりも年上の人が該当するため、会社に古くからいる人や役職がある人であれば、50代でも「老害」と思われることもあるでしょう。

 また、年齢は関係ないことから、10代や20代の若者にとっては30代・40代でも老害に該当することもあります。「あの人は老害だ」と思うことがあるかもしれませんが、自身も下の世代からも同じように思われていることも考えられます。

30代・40代の「老害」、どんな人が当てはまる?

 30代・40代の老害は、職場内で起きやすい傾向です。20代にとって30代・40代は先輩や上司にあたるため、その地位を利用して下の世代に迷惑をかけることが考えられるからです。

・会社の古いルールを変えたくない
・給料に合った仕事をしていない
・周りを不快にさせる言葉を言う

などが、30代や40代でも当てはまる老害に挙げられます。

 効率が悪いにも関わらず慣習になっているルールの変更に抵抗するのは、老害と思われる原因です。「若いやつの意見はいらない」と全く聞き入れないのも、老害と思われる理由に繋がります。

 また、20代の社員よりも給料が高いのに、仕事を後輩にまかせてばかりでネットサーフィンや休憩をしている姿も見られています。

 さらに、仕事にも慣れ、それなりの立場になった30代・40代は、つい大きな顔をしがちになるのが原因かもしれません。20代の頃に上司にされたり言われたりして嫌だったことを、後輩にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 相手が不快に感じていれば、それは年齢は関係なく老害だといわれる可能性があります。「まだ30代だから大丈夫」と思っていても、行動は若い世代にとっては「老害認定」されているかもしれないのです。

では、次はどんな言葉が老害になるのか紹介します。


一体どんな言葉が「老害」になる?

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