余ったらどうする?【ビール編】
家族や親戚、友人と楽しく宅飲み。量販店で缶ビールを箱買いすることも多いですね。けれど、飲みかけのままお開きになったり、数缶だけ余ってしまったり。また、飲みたい気分でも「1缶はちょっと多いな」と感じるときもあります。
ビールメーカーのおすすめは?
どうやらこの「余ったビールに困る」状況、どのご家庭でもあるあるのよう。「サッポロビール」の公式サイトには「よくあるご質問」として飲み残したビールや発泡酒などの利用法が挙げられていました。
回答はズバリ「料理」。ビールや発泡酒などには炭酸や有機酸が含まれ、これには肉のたんぱく質をほぐす効果があるそう。しかも、アルコールが効果促進の役割を果たすのだとか。
ビールを使う肉料理2選
肉料理で実力を発揮するビール。「試してみたい!」という人に、比較的手軽なレシピをご用意しました。
・とうもろこしのビールライス
米をビールで炊き上げるビールライスは、キャンプ料理としても人気だそうです。こちらのレシピは塩コショウして鶏手羽元に焼き色をつけ、一緒に炊き上げます。鳥のうまみとビールの香ばしさがぎゅっとつまった一品です。
・牛肉のビール煮のバターライス添え
お肉をやわらかく食べられるビール煮は、世代を問わず楽しめる料理です。こちらのレシピは牛モモ肉を使います。また、圧力鍋を使うため「手が込んだように見える」時短料理です。
余ったらどうする?【ワイン編】
最近はワインブームもすっかり落ち着き、宅飲にも欠かせないお酒となりました。こちらは「料理用」と称した商品もあるだけに、使い切るためのレシピは豊富。まずは、正しい保管法から確認しておきましょう。
ワインの敵は酸化!
「キリン」の公式サイトによると、ワインは非常にデリケートなお酒だそう。封を切った後は空気中の酸素に触れることで酸化が進み、風味が台無しになってしまいます。このため、保存のコツは空気対策。抜いたコルクや市販の栓を使っての密閉や、小さな容器に移し替えることをおすすめしています。
また、「イオンリカー株式会社」の公式サイトでは、封を切ったワインがおいしく飲める期間は種類や残った量によって異なるそう。最長で高級赤ワイン(または半分以上残っているワイン)の1週間とされていますので、どの種類でも早めに使い切ったほうが良いようです。
白ワインを使う料理3選
種類が豊富な白ワイン。料理用ワインのラインナップにしても、白が目立つような気はしますね。普段から使っているご家庭も多いようです。
・鶏肉と野菜の白ワイン煮
焼いた鶏モモ肉を白ワインとブイヨンで煮込みます。この基本形を覚えておけば、トマト(缶もOK)やワインビネガー、豚肉バージョンなどアレンジは自由自在。シメジやエリンギなどキノコ類との相性もバツグンです。ご飯と一緒にワンプレートに盛り付ければ、カフェ飯風にも。
・トマト鍋
トマト缶を使ったトマト鍋。煮汁としてチキンスープと白ワインを使います。こちらも鶏肉とベストマッチのお味ですが、白身魚やイカ、貝類、ソーセージなども試してみたいところです。終わったあとはリゾットかパスタソースにしても。
・クラムチャウダー
あさりをふんだんに使ったクラムチャウダー。白ワイン&牛乳&コンソメの基本形として押さえておきたいレシピです。濃度を調節すればミルク煮やシチューにも。また、あさり以外にも白身魚や鶏肉、豚肉ともマッチする味です。
赤ワインを使う料理2選!
赤ワインといえば牛肉。料理に使う際ももちろんです。その入門編として、比較的手軽なレシピをご用意してみました。
・牛肉の赤ワイン風煮込み
「赤ワイン料理といえば…」の一品。高級そうにも思えますが、こちらは長時間煮込まない時短レシピです。肉と具材を傷めて赤ワインで軽く煮たあと、味を調えてとろみをつけるだけ。ご飯にもパンにも合いそうですね。
・ローストビーフ
こちらもやはり牛肉料理。赤ワインはグレービーソースに使います。グレービーソースは牛肉を始め豚肉やマッシュポテト、グリル野菜など広範囲で使えるため、お肉はなくても余った赤ワインの利用法として最適です。
ワインのコルクで包丁が磨ける!?
最後に、食べられない系の活用術を。大阪ガスの公式サイトによると、ワインのコルクはペースト状の重曹をつけると包丁のさび落としに使えるそう。こちらもぜひ試してみたいですね。