再検査の結果は?
再検査をしてみると、軽度異形成(CIN1)という結果でした。
軽度異形成(CIN1)は自然治癒することも多いため、ただちに治療は必要なく、経過観察となるケースが多いそうです。私の場合もしばらく経過観察となりました。はじめのうちは、半年に1度のペースで定期的に子宮頸がん検診を受け、その後も、医師の判断で1年に1度の頻度で病院に通うこととなりました。
私の場合、「異常なし」となったのは26歳のとき。今でも年に1度は検診を受けていますが、女性特有のがん保険に加入できたのは、「異常なし」の状態が3年ほど続いたあとでした。23歳で結婚し、自分と家族のために入りたいと思っていたがん保険に加入できなかったときは、非常に焦りました。
不特定多数の異性と性交渉をしていた、若かりしころの自分の行動を後悔しています。安易な行動で未来が大きく変わると、とても勉強になりましたし、友人や知人に検診をすすめる、よいきっかけにもなりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんは、性行為により感染した特定の種類のHPVによって引き起こされます。子宮頸がん予防には、HPVワクチンと子宮頸がん検診の両方による予防が効果的と言われています。
著者/月野 結
監修/助産師 松田玲子
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