血液サラサラや血行促進など健康効果にも期待。しょうがたっぷりおかずのレシピ6【料理研究家の石原洋子さん】

血液サラサラや血行促進など健康効果にも期待。しょうがたっぷりおかずのレシピ6【料理研究家の石原洋子さん】

しょうがは血行促進や胃腸の働きを整える効果があり、食べたあとにすぐにぽかぽかと効果を感じられるのが嬉しいところ。今回はそんなしょうがをたっぷり使ったレシピをご紹介します。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年3月号に掲載の情報です。

しょうがたっぷりおかず

<春のちらしずし>
1人分350kcal/塩分1.7g
材料(3〜4人分)
<すしめし>
 米…2合
 水…米と同量(360mL)
<合わせ酢>
 酢…大さじ3
 砂糖…大さじ2
 塩…小さじ1
しょうが(皮をむいてみじん切り)…40g
<錦糸卵>
 卵…2個
 砂糖…小さじ2
 塩…少々
むきえび…100g 
 酒、水…各大さじ1
 塩…少々
絹さや…40g
 塩…少々
焼きのり…適量
作り方
(1)米は洗って分量の水とともに炊飯器の内釜に入れ、30分浸水させて炊く。合わせ酢は混ぜ合わせ、しょうがを加える。
(2)錦糸卵を作る。ボウルに卵を割り、白身を切るように溶きほぐし砂糖、塩を加え混ぜる。フライパン(26cm)にサラダ油(分量外)を薄く引き、弱めの中火で熱して卵液を1/3量流し入れ、全体に薄く広げて卵の端が乾いてきたらさっと裏返し、ザルに広げ粗熱を取る。同様に2枚焼く。3等分に切ってせん切りにする。
(3)えびは背ワタがあれば取り、1.5cm幅くらいに切る。流水で洗って水気を拭く。鍋に水、酒、塩を入れて弱火で煮立て、えびを加えふたをして色が変わるまでさっと煮る。粗熱が取れたら、汁気をきる。絹さやは筋を取り、塩を加えた湯で色よくゆで、流水で冷まし、斜め細切りにする。
(4)(1)のご飯が炊き上がったら、合わせ酢をかけて混ぜ、(3)のえびと絹さやを加えてさっと混ぜて器に盛る。焼きのりをちぎって散らし、錦糸卵をのせる。

<豆腐とわかめのすまし汁>
1人分36kcal/塩分1.7g
材料(2人分)
わかめ(塩蔵)… 5g
豆腐…1/4丁(75g)
三つ葉…1/5束(10g)
だし…2カップ
酒…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
塩…小さじ1/3
作り方
(1)わかめは水で塩を洗い流して絞り、食べやすい長さに切る。豆腐は1.5cm角に切る。三つ葉は2〜3cm長さに切る。
(2)鍋にだしを入れて煮立て、酒、しょうゆ、塩で調味し、豆腐を入れひと煮し、わかめと三つ葉を加え、器に注ぐ。

<ポークジンジャー>
1人分403kcal/塩分1.6g

材料(2人分)
豚ロース肉(しょうが焼き用)…4〜6枚(200g)
 塩…小さじ1/3
 こしょう…少々
サラダ油…大さじ1/2
<ジンジャーソース>
 しょうが…30g
 バター…大さじ2
 レモン汁…小さじ1
<つけ合わせ>
 じゃがいも…1個(150g)
 塩、こしょう…各少々
サラダ菜…適量 
作り方
(1)豚肉は赤身と脂肪の境目に包丁の刃先で4〜5カ所、切り目を入れて筋切りをし、塩、こしょうをふる。ジンジャーソースのしょうがは、皮をむいて太めのせん切りにする。
(2)つけ合わせを作る。じゃがいもは皮をむき、2〜3mm厚さの半月切りにする。耐熱容器に入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ600Wで約3分加熱する。レンジから取り出し、そのまま1〜2分おく。ラップを取り、塩、こしょうで調味して皿に盛る。サラダ菜は洗って水気をきる。
(3)フライパンにサラダ油を熱し、器に盛ったとき、上になる側を下にして豚肉を入れ、1分ほど焼く。きれいな焼き色がついたら、返して中まで火が通るように1〜2分焼き、(2)のじゃがいもの上に盛る。
(4)(3)のフライパンをきれいにしてバターを入れ、弱火で溶かし、しょうがを加えて泳がしながら細かい泡が出て薄く色づいたら、レモン汁を加え、(3)にかける。サラダ菜を添える。

<お刺し身サラダ>
1人分88kcal/塩分0.6g

材料(2人分)
鯛(刺し身用)…80g
ベビーリーフ…1パック(40g)
フリルレタス…2〜3枚(40g)
しょうが…20g
和風ドレッシング(市販品)…大さじ2

作り方
(1)ベビーリーフとフリルレタスは食べやすくちぎって冷水でシャキッとさせ、水気をよくきる。しょうがは皮をむき、せん切りにする。鯛は薄切りにする。
(2)葉もの類としょうがのせん切り、鯛の刺し身を盛り合わせ、ドレッシングをかける。

<蒸し鶏と白髪ねぎ、しょうがの熱々ごま油かけ>
1人分204kcal/塩分1.4g

材料(2人分)
鶏むね肉(皮なし)…1枚(250g)
酒…大さじ1
塩…少々
長ねぎ(白い部分)…1本分(100g)
しょうが…20g
塩…小さじ1/3
こしょう…少々
ごま油…大さじ1 
作り方
(1)耐熱容器に鶏肉を入れ、酒と塩をふり、ラップをふんわりかけて電子レンジ600Wで約5分加熱する。そのままおいて余熱で火を通す。
(2)長ねぎは5cm幅に切り、縦に切り込みを入れ、芯を取って縦にせん切りにする。しょうがは皮をむき、せん切りにする。
(3)鶏肉を細かく裂き、器に盛って長ねぎとしょうがをのせ、塩、こしょうをふる。
(4)小鍋にごま油を入れ、熱々に熱し、(3)の上にかけ、全体をざっと混ぜる。

<チンジャオロース>
1人分364kcal/塩分1.4g

材料(2人分)
牛薄切り肉…150g
 しょうゆ、酒…各小さじ1
赤ピーマン…1個(50g)
緑ピーマン…1個(50g)
生しいたけ…2枚(50g)
ゆでたけのこ…50g
しょうが…15g
サラダ油…大さじ1と1/2
片栗粉…小さじ1
ごま油…小さじ1
<合わせ調味料>
 酒、しょうゆ…各小さじ2
 砂糖…小さじ1
 こしょう…少々
作り方
(1)牛肉は5mm幅くらいの細切りにし、しょうゆ、酒をもみ込む。
(2)赤、緑ピーマンはそれぞれ縦半分に切ってヘタと種を取り除き、縦5mm幅に切る。しいたけは石づきを取って薄切り、ゆでたけのこは5mm幅の細切りにする。しょうがは皮をむき、せん切りにする。合わせ調味料を混ぜ合わせる。
(3)フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、(1)の牛肉に片栗粉をまぶして入れる。菜箸でほぐすように炒め、色が変わったら取り出す。
(4)(3)のフライパンをきれいにしてサラダ油大さじ1を熱し、しょうがを炒めて香りが出たら、赤、緑ピーマンを入れて中火で1〜2分炒め、しいたけ、たけのこを加えて炒め合わせる。しいたけがしんなりしたら、牛肉を戻し入れ、合わせ調味料を回し入れて手早く炒め合わせ、仕上げにごま油をふり入れる。

しょうがの保存方法
しょうがは、表面を乾かしてビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存する。表面が乾いていると腐りにくい。
撮影/中野博安 スタイリング/渡会順子 栄養計算/スタジオ食

<教えてくれた人>

料理研究家
石原洋子(いしはら・ひろこ)さん

長年、自宅にて料理教室を主宰。家族が喜ぶ定番の料理からおもてなし料理まで幅広いレシピが人気。雑誌や書籍の他、テレビでも活躍。

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