怒りの裏に隠された感情の秘密とは?家族が笑顔で過ごせる3つの秘訣

ステップ1 自分は何が悲しいのか怒りの裏側の感情を見つめる

イライラや怒りを感じた時に、大切なのが「自分は何が悲しいんだろ?!」と自分に聞いて考えること。自分の心の根っこの部分の感情を知る事で、どう対処したり、どう相手に伝えればいいか?!が見えるようになってきます。

心の奥底には「悲しい、悔しい、寂しい、怖い」など色んな感情がかくれんぼしています。

「疲れていて、悲しいんだな」「家事が思うとおりに上手くいかなくて悔しくて悲しいんだな」「子どもに何度も伝えても、話を聞いてもらえなくて大切にされてない感じがして悲しいんだな」など

ひとつひとつ丁寧に紐解いて、自分の感情に目を向けると、自分は何が悲しくて怒っているのか、段々と見える様になって来ます。

最初は私自身「泣いたり、悲しんだりする事は弱い事」という固定概念があって、それがブロックとなり、なかなか怒りの裏側に隠された悲しい気持ちに気付くのが難しくて時間がかかりました。

そんな時は、紙やノートに自分の思うままに、気持ちを書き出してみるのもオススメです。

ステップ2 『悲しい感情の奥に隠された自分の望みや願いに気づく』

悲しい気持ちを見つける事が、出来る様になったら、「自分はどうしたかったのか?!どうして貰えると嬉しかったのか?!」を考えて、怒りの中に隠された本当の自分の望みや願いを見つけてみましょう。

例えば私の例でいうと、上の子が3歳、下の子が1歳になったばかりの頃、夫が「来週友だちと新年会で飲みにいってくるわ!」と一言。

普段、家族の為に仕事を頑張ってくれているから、たまにの息抜きに気持ちよく送り出してあげたい思いとは裏腹に、「はぁ?!何で夫ばっかり遊びに行くん?!」と、はらわたが煮えくり返り、イライラと怒りが止まりませんでした。

何が悲しいか自分に聞いてみると「自分1人だけで子ども達をみるのは、私には責任が重くのしかかって不安で寂しい。自分の予定を自由に決められて羨ましくて、それが悲しい」という感情が出てきました。

もう一つ掘り下げて、「自分はどうしたらうれしいのか、どうしたいのか?」自分に聞いての本当の望みを考えると「本当は責任に押しつぶされそうで、一緒に家にいてくれたら安心する。1人で子どもたちをみている、子育てを頑張る私を認めてほしい。頑張ったご褒美に帰りにお土産にアイスを買って来て欲しい。」でした。

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