怒りの裏に隠された感情の秘密とは?家族が笑顔で過ごせる3つの秘訣

怒り爆発!自分の感情の迷子だった過去

産後のガルガル期、生理前のイライラ。ホルモンバランスによって人が変わってしまったかの様にこんなにも、感情を左右するなんて子どもを産むまで知りませんでした。

産後クライシスで、夫婦ゲンカが絶えず、次第に夫婦での会話すらなかった1人目の産後。初めての子育てでイライラが募り、かわいいはずのわが子にも感情をぶつける自分に自己嫌悪で負のループでした。

そんなしんどい毎日をなんとかしたい思いから始めた、心理学などの「こころ」の勉強。感情の勉強をする事で、夫婦の会話も増え、家族で笑顔で過ごせる日が増えてきました。

かつての私はいつも何かにプンプン怒っていて、怒りの感情に満ち溢れていました。だけど、怒りの感情の仕組みを知る事で、怒りの感情の根っこの部分に、どんな自分の感情が隠れているのか見つめて、その気持ちを伝えてコミュニケーションが上手に取れる様になってきました。

今回は、怒りの感情の裏側と共に私が実際に実践してきた家族みんなが笑顔で過ごせる秘訣を3つのステップに分けてブログで綴っていこうと思います。

怒りは自分の心を守ってくれる大切なお守り

怒りは「第二感情」と言われていて、その怒りの裏側には「悲しみ」が隠れています。

道ゆく小さなイヌが、ゴールデンレトリバーなどの大きなイヌを見つけては急に吠え出し、その前を悠々と動じずに大きなイヌが歩いていく、様子を見たことありませんか?!

小さいワンちゃんの心の中は、大きなイヌが来て怖くて悲しさでいっぱい。だけど、悲しみを常に感じていたら、自分をの心や命を守れないので、吠えて怒りに変換して攻撃することで自分の身を守っているんです。

一方、大きなイヌは自分より小さいイヌに吠えられていても、恐怖や悲しみを感じる必要がなく余裕があるので吠え返すこともなく悠々と歩いている姿を見ることが多い様に感じます。

人や動物は悲しい感情を常に感じてしまっていては、こころが壊れてしまう。悲しみを感じなくていい様に、怒りや攻撃に替えて、本能的に自分の心や命を守っていることを心理学など、こころの勉強をして学びました。

私は、「怒り=悪いもの、いけないもの」と思っていて、子どもや夫にイライラしては、またやってしまった…と自分を責めていました。ですが、この怒りの仕組みを勉強したことで、「怒り」も大切な感情なんだと思える様になりました。

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