フェイスラインが崩れると、顔がぼやけた印象に…。この記事ではフェイスラインが崩れる主な原因を解説。フェイスラインの引き締めに役立つケア方法について専門家の石川 時子先生に教えていただきました。
フェイスラインとは?
フェイスラインとは、耳の下からあご先にかけた顔の輪郭のことです。この顔と首の境目のフェイスラインがはっきりして整っていると、イキイキとした美しい印象になります。
フェイスラインが崩れる3つの原因
フェイスラインが崩れると、顔の輪郭がぼやけて疲れたような印象になりやすいです。ここではフェイスラインが崩れる主な原因を、3つ解説します。
原因1:たるみ
顔の皮膚がたるむとフェイスラインがぼやけて見えます。皮膚がたるむ代表的な原因は、顔の皮下脂肪の減少、肌の弾力やうるおいを保つコラーゲンやエラスチンの減少、表情筋や首まわりの筋肉の衰えなどと言われています。
たるみは加齢によるものが多いですが、日ごろからあまり表情筋を動かさない場合でも生じるため、若い方でも注意が必要です。
原因2:むくみ
顔がむくむとフェイスラインが崩れて見えます。むくみとは皮膚や皮膚の下に余分な水分がたまった状態のことで、むくみの一般的な原因の中には、塩分や糖分、アルコールの摂りすぎによるものがあります。
また、寝不足や運動不足、体の冷えなどで老廃物の排出が滞り、むくみを引き起こすことも。さらに女性は、生理前になるとホルモンバランスの影響で体内に水分がたまりやすくなることで、顔がむくむこともあります。
原因3:姿勢
姿勢や習慣によって骨格がゆがむことも、フェイスラインが崩れる原因のひとつと考えられます。スマホやパソコンの長時間使用などによって首の骨がまっすぐな状態で固定化してしまう「ストレートネック(スマホ首)」になると、下あごと舌を支える舌骨下筋群が衰え、フェイスラインが崩れやすくなります。
また、猫背や前かがみの姿勢、ひじをつく、脚を組むといった悪い姿勢もフェイスラインのゆがみにつながりやすいです。ほかには片方の歯だけで咀嚼したり就寝時に左右どちらか一方だけを向いたりする習慣も、フェイスラインのゆがみを引き起こすことがありますので気をつけましょう。
配信: UP LIFE