ドラマ「不適切にもほどがある!」を育児視点で考察してみた話

「不適切にもほどがある!」のある反抗期に関するシーン

今クールのTBS金曜21時に放送されている「不適切にもほどがある!」が、本当におもしろくて毎週金曜日が楽しみです。宮藤官九郎さん脚本で、1986年から現代にタイムリープしてきた主人公の阿部サダヲさんを中心に、現代の行き過ぎたハラスメント論や物事の本質を考えさせられるエンターテインメントドラマなのですが、その第8話を見て、育児視点で思うことがあったのでブログにしてみました。

阿部サダヲさんの娘、1986年で女番長(スケバン)スタイル全盛期のツッパリ女子・じゅんこちゃんが、とある運命から現代で色々チヤホヤされ、全然ツッパリじゃないスタイルで1986年に戻り、友達に一言。

「ツッパリって反抗の証だと思ってたけど、反抗って甘えなんだよね」

親の愛情不足で子どもが親に甘えたい、のサインが「反抗」ということだと思いますが、この一言に育児視点で非常に思うところがありました。

親が構ってあげないから気を引く行動をする

私は子どもに対して一挙手一投足に興味関心を持って接するようにしていますが、親が構ってくれないから「気を引く行動を取ってわざと親を困らせる」みたいな話をよく耳にします。

マザーテレサの言葉に「愛の反対は、憎しみではない。無関心だ」という言葉もありますよね。幸いわが家の娘、息子は、親の気を引きたい・親を困らせるような行動はなく、ありがたいなと感謝しています。

ただ、子どもと一緒にいる時に親がスマホばかりとか(仕事なのかもしれませんが)、子どもが「見てみてー」という時に構ってあげていない親を見ると、たまらなく切なくなると同時に、自分は気を付けようと思います。子どもの「親の気を引く困らせる行動」は愛情不足のサインである場合もあり、もし将来そんな子どもの行動を見たら、自身の行動を省みなければならないとも考えました。

もしも仕事に忙しくて子どもに構ってあげられないという状況に陥った際には、この話を思い出して、今の仕事は自分の人生において大切な子どもをないがしろにしてもやらなければならない仕事なのか?と自分に問いかけてみたいと思います。

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