3、キャッシングの手続きの流れ
ここまではキャッシング審査に通りやすくするための具体的なポイントについてみてきました。
以下では、実際にキャッシングの申込みをした後、どのように手続きが進んでいくのかについて見ていきましょう。
キャッシングの手続きの流れを大まかに説明すると、次のようになります。
ウェブサイトからの申込み
担当者からあなたの連絡先に確認が入ります
信用情報機関への情報照会
勤務先への在籍確認
審査結果の連絡がきます
振り込みによる即日キャッシングが可能に
カードの発送と受取
ATM等でのキャッシング
以下では、それぞれの手続きの意味や、注意しておくべきポイントについて解説いたします。
(1)ウェブサイトからの申込み
ほとんどのクレジットカード会社では、インターネット上の公式サイトからキャッシング審査の申込みができるようになっています。
申込みページでは、あなたの住所氏名や年収などの項目を入力するように求められますので、順番に埋めていくようにしましょう。
(2)担当者からあなたの連絡先に確認が入ります
インターネットから審査申込みが完了すると、電話やメールであなたの連絡先に審査担当者から連絡が入ります。
ここでは申込内容(借入枠の希望額など)の確認や、今後の手続きの流れ、必要書類などを指定されます。
(3)信用情報機関への情報照会
審査担当者からの連絡が入ったら、正式な審査に進むことになります。
審査担当者はあなたの借入れ状況や返済履歴などについて信用情報機関に照会をかけ、キャッシング枠の設定が可能かどうかの審査を始めます。
(4)勤務先への在籍確認
最初の申込みページからあなたが入力した勤務先に対して、あなたが本当に在籍しているかどうかを確認する電話が入ります。
なお、あなた自身が不在であっても、別の人が電話口に出てあなたが間違いなく社員として在籍していることが確認できれば、在籍確認は完了します。
(5)審査結果の連絡がきます
在籍確認が問題なく完了したら、あなたの連絡先に審査結果の連絡がきます。
審査に通過した場合には、キャッシングの借入可能額がいくらであるかなどの説明を受けることになります。
(6)振り込みによる即日キャッシングが可能に
キャッシング枠の設定が完了したら、その時点で審査担当者にあなたの銀行口座に振り込みをする形で借入の依頼をすることも可能です。
カードが自宅に届く前にお金を借りることができますから、急ぎの場合は振込をしてもらうようにしましょう。
(7)カードの発送と受取
キャッシングの審査が完了したら、ATMなどで借入れをするための専用カードが自宅に届きます。
通常は本人指定の郵送で届きますので、日時を指定して受け取り手続きを完了しましょう。
(8)ATM等でのキャッシング
カードが手元に届いたら、銀行ATMやコンビニATMでお金を引き出すことが可能となります。
4、キャッシング審査で必要になる書類
キャッシング審査をスピーディに完了するためには、審査の担当者から指示される必要書類を速やかに提出することがとても大切です。
キャッシング審査で提出を求められるのは、大きく分けると次の2つの書類です。
本人確認書類
あなたの収入を証明する書類
それぞれの書類の内容と、取得場所について確認しておきましょう。
(1)本人確認書類
本人確認書類は、運転免許証や社会保険の被保険者証(健康保険や国民健康保険の被保険者証)、マイナンバーカードなどが該当します。
なお、顔写真が表示されていない書類の場合、本人確認書類と合わせて住民票や公共料金の領収書などの提出が求められることもあります。
どのような書類が認められるかは、申込みを完了した後、最初に審査担当者から連絡が入った際に確認しておくと良いでしょう。
(2)あなたの収入を証明する書類
キャッシング審査ではあなたの収入金額を証明する書類の提出が必要となります。
具体的には、サラリーマンとして働いている人は勤務先が発行してくれる源泉徴収票や、給与明細の数か月分が該当します。
自営業として働いている人は、過去の確定申告書の控えなどを提出するようにしましょう。
配信: LEGAL MALL