【プロの冷凍術】余らせがちな「長ねぎ」は冷凍一択!風味そのまま1か月保存のヒケツとは…!?【青髪のテツ】

【プロの冷凍術】余らせがちな「長ねぎ」は冷凍一択!風味そのまま1か月保存のヒケツとは…!?【青髪のテツ】

こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。ようやく暖かくなってきましたね。でも、野菜が日持ちしづらくなっていく季節でもあります。特に長ねぎや白菜は、鍋に使う機会も少なくなり、使い切れず大半余ってしまった…なんてことも多いのでは?というわけで、今回は余らせがちな長ねぎの「冷凍術」をお伝えします。そのまま冷凍せず、しっかり”刻む”のがポイントですよ~!

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ようやく寒さは和らいできましたが、一方で野菜の傷みが速くなる季節にもなりました。
特に、カットしてしまった野菜は、冷蔵庫に入れていても日持ちしません。

中でも「長ねぎ」は、薬味などのために切って使った後、残りは冷蔵庫に放置し、気づいたら腐っていた…なんてことも(泣)。

そんな時はぜひ「冷凍」してしまいましょう!今回は長ねぎの冷凍術をお伝えします。

失敗しない「長ねぎ冷凍術」

長ねぎは細かく切ることで、食味をキープしながら冷凍することができますよ!
手順は以下の通りです。

1. 長ねぎを水洗いする。

2. 水気をしっかり拭き取る。

3. 小口切りにする。

ここがポイント!なるべく細かく切りましょう。凍るまでの時間が短縮されて、食味が変わりにくくなります。

4. 小分けにしてラップに包み、冷凍保存用袋に入れる。


そのまま冷凍用保存袋に入れてもOKですが、小分けにしておくと使うときに便利ですよ。

5. 冷凍庫に入れる。

以上の方法で冷凍した長ねぎは、およそ1か月保存が可能です。

ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、環境によって冷凍しても傷んでしまうことが稀にあります。冷凍したからといって油断せずになるべく早めに使い切りましょう。


冷凍長ねぎのおすすめの食べ方は?

冷凍した長ねぎを料理に使うときは、そのままみそ汁や炒め物に入れるなど、凍ったまま加熱するようにしましょう。中途半端に常温解凍してしまうと、食感や風味が変わってしまって食味が落ちます。

ちなみに今回は、「ねぎ塩豚肉炒め」にしてみました。
材料は以下の通りです。

材料(1人分)
豚ロース薄切り肉…100g
冷凍したカット長ねぎ…1/2本分
ゴマ油…大さじ2
塩・こしょう…各適量

まず、冷凍した長ねぎに、ゴマ油(大さじ1)・塩・こしょうをかけて、スプーンなどでほぐして混ぜます。ざくざくと簡単にほぐれますよ。

フライパンにゴマ油(大さじ1)を引き、一口大に切った豚肉を炒めます。色が変わったら、調味料を和えた冷凍長ねぎを入れ、しんなりするまで炒めたら完成。

シャキシャキ食感の長ねぎを豚肉に添えて食べると、もう止まりません!
塩気のあるねぎの風味が爽やかで、いくらでもお肉が進んじゃいます。
ご飯のおかずにもおつまみにも♪

冷凍長ねぎは、みそ汁に入れてももちろんおいしいですよ。
熱々のみそ汁に凍ったまま入れればOK!
みそ汁の温度が下がるのが気になる人は、みそ汁を加熱し終わる30秒くらい前にねぎを入れると良いですよ。

野菜は冷凍すればフードロス減や節約にもつながる!

今回は、カットした長ねぎを長持ちさせるための冷凍術を紹介しました。

長ねぎに限らず、カットした野菜は切り口から雑菌が発生し増殖するので、カット前と比べると日持ちがしにくくなります。

冷凍すると多少食味は変わってしまいますが、1か月程度は保存がききます。

なので、切った野菜を使いきれないときは「冷凍する」習慣をつけましょう。捨ててしまう野菜の量が大幅に減り、フードロス減につながりますよ。

また、冷凍保存の方法を知っておけば、野菜が安くなっているときにまとめて購入して冷凍できるので、節約にもなります。

長ねぎだけでなく、他の多くの野菜も細かく切って保存袋に入れるだけで冷凍できますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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