ゲーム課金のリスクを知って、後悔しないための6つのポイント

ゲーム課金のリスクを知って、後悔しないための6つのポイント

多くの人がスマートフォンのソーシャルゲーム(ソシャゲ)を楽しんだ経験があることでしょう。

ソシャゲは基本的に無料でプレイできますが、ゲーム課金を行うことでレアなアイテムを手に入れたり、ゲームを進めたりできるようになります。

趣味の範囲内でのゲーム課金は問題ありませんが、一度課金を始めるとゲームに没頭し、生活に支障をきたすまで大金を費やす人もいるのが現実です。

そこで今回は、

ゲーム課金の利点
後悔しないゲーム課金の方法

などについて詳しく解説していきます。

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1、ゲーム課金とは?課金で得られるメリット

ゲーム課金とは、その名のとおり、ゲームを楽しむために料金を支払うことをいいます。

ほとんどのソシャゲは無料で遊ぶことができますが、課金をすることでゲームをより有利に進めることが可能になります。

お試しサービスは無料で利用できるものの、上級バージョンに進むには料金が発生するというサービスシステムに似ています。

このような課金系のゲームは数多くありますが、代表的なものとして以下のゲームが挙げられるでしょう。

パズドラ(パズル&ドラゴンズ)
モンスト(モンスターストライク)
FGO(Fate/Grand Order)

ソシャゲに興味がある方なら、これらのゲーム名は聞いたことがあるのではないでしょうか。

パズドラを例にとって課金の仕組みをご紹介します。

パズドラとは、簡単にいうとパズルを崩しながら地下牢を探検しているRPG(ロールプレイングゲーム)のことです。

パズルを崩すことで敵のモンスターを倒し、地下牢の中を突き進んでいくことができます。

ゲーム中にはHP(体力のことです)が徐々に減少していき、0になるとゲームオーバーです。

時間が経てばスタミナが少しずつ回復しますが、そこで課金をすればスタミナが全回復し、すぐに遊べるようになります。

また、無料のままではゲームを進めていくうちに強いモンスターが現れて先に進めなくなりますが、課金をすればレアなモンスターを入手でき、ゲームを先に進められる可能性が高くなります。

このような仕組みで、課金すればするほどゲームを有利に進めやすくなり、面白くなります。なかには、ゲットしたアイテムや課金額をゲーム内の友人等に誇示するのが楽しくて課金をし続ける人もいます。

いずれにせよ、ゲームにハマればハマるほど、課金したくなる仕組みとなっているのです。

2、ゲーム課金はほどほどに?ゲーム課金に潜むリスク

ソシャゲは無課金の範囲内で遊んでいる人も多いですが、いったん課金すると後に引けなくなって次々に課金してしまい、驚くほどの金額を課金している人も少なくありません。そのため、課金を始める前に、ゲーム課金に潜むリスクを知っておく必要があります。

ここでは、ゲーム課金をしすぎた「廃課金者」(生活に支障をきたすほど高額のゲーム課金をする人のことをいいます)の実体験をいくつかご紹介します。

(1)100万円以上のゲーム課金をしても後悔していない人のケース

まずは、ゲーム課金に100万円以上を費やしたという人のケースです。

ソシャゲではないですがオンゲーで4年間で三桁(単位は万)課金して、その後飽きて引退した身です。

1年でと言うならともかく4年でなので廃課金とまでは言えないと思いますがw

(中略)

まず、課金する原動力で一番大きいのは他人への優越感です。

ソシャゲでもフレンド機能で他のプレイヤーの持っている物(キャラ)が見えたり、ランキングがあったりしますよね。

無課金とは明らかに差が付きます。

あとは単純にゲームを進める上で有利になるからと言うのもありますね。

ソシャゲでもガチャでいいキャラを当てられればかなり有利になります。

課金することでその有利になる可能性が上がるというわけですね。

(中略)

私は課金したことをまったく後悔していません。

楽しい思い出が残っているからです。これも一生残るものですよ。

リアルなことでもたとえば旅行とか、遊園地でお金を使うのはどうでしょうか?

(お土産は別として)結構なお金を使っても残るのは思い出だけです。物は残りません。

引用元:Yahoo!知恵袋

この人の場合、ゲーム課金によって生活に支障が出た様子でもなく、楽しい思い出として残っているということですので、問題はないのかもしれません。

それでも、100万円あれば他に何ができるかと考えると、もったいないと思う人も多いのではないでしょうか。

(2)ゲーム課金で全財産を失った人のケース

次は、課金額は不明ですが、ゲーム課金で全財産を失って後悔している人のケースです。

私も一時期課金をすごくしてしまって、全財産の全てを使ってしまった時があります。

後から考えたら、なんでこんなものに何万も使ってしまったのだとすごく後悔しましたなので気持ちは凄く共感できます!!

私は課金を辞められずに2年ぐらいたってお金がもう無いというところで辞められましたがそうじゃないとずっと続けていたと思います、、、

逆に考えると、辞められてお金を使い果たすまでいかなくて良かったとプラスに考えればいいんじゃないでしょうか?

引用元:Yahoo!知恵袋

全財産を使い果たすまで課金をしてしまう人がいるほど、ゲーム課金には中毒性があるといえるでしょう。

この人の場合は、全財産を失った時点でゲーム課金をやめたとのことですので、まだいいかもしれませんが、借金をしてまで課金をし続ける人も少なくありません。

(3)ゲーム課金で多額の借金を抱えた人のケース

ゲーム課金で借金を作った人は数多くいますが、次の人の体験談は典型的なものといえるでしょう。

ゲームの課金癖を辞めたいです。どうしたら辞められますか?

小さい頃は親が厳しくゲーム類いを一切禁止され、大人になった今その反動のせいでアプリゲームなどの課金をし、借金が250万円ほどできてしまい、さすがにまずいと思ってます。

ゲーム事態サービスが終了すると凄い喪失感でもう止めよと一時は思うのですがまた違うゲームで課金してしまいます。

パチンコやスロットみたいな賭け事はしないです

引用元:Yahoo!知恵袋

この人の収入は不明ですが、おそらく250万円というのは返済が厳しいほどの借金なのでしょう。

「もう止めよと一時は思うのですがまた違うゲームで課金してしまいます」という言葉に表れているように、課金ぐせがついてしまうと自分の意思ではなかなかやめられなくなるもののようです。

このような状態では、さらに借金が増えてしまう可能性が十分にあります。

実際にも、ネットではゲーム課金で500万円を超える借金を作った人の体験談もいくつかアップされています。

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